第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

男子 予選ラウンドフィリピン vs 日本

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 新荘体育館 コミッショナー 
試合区分男子 予選ラウンド 主審Kuang yu Chang
開催期日2011(H23)年08月12日(金) 副審Kwok Kho Lee , Chun-Chih Chen
開始時間/終了時間13:00/
ゲームレポート
フィリピン 94 24 1st 20 78 日本
20 2nd 29
21 3rd 19
29 4th 10
第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ予選ラウンド最終戦。ここまで3勝3敗の日本は4勝2敗のフィリピンに勝利して決勝トーナメント進出の望みをつなげたいところ。序盤、日本は得意の速い展開に持ち込むが、フィリピンはインサイド#Marcusが攻撃の起点となり、加点。第2ピリオドに入ると日本はシュートの確率が上がり、逆転するが、終盤、身体の強いフィリピンに対し、ファウルが増える。疲れからか攻めのリズムも狂い、内角、外角、速攻にとフィリピンに畳み掛けられる。結局、日本に波が戻ることはなく、78-94で試合終了。日本は予選ラウンド3勝4敗の6位で5-7位決定戦進出が決まった。                                                                                                    
 
 第1ピリオド、日本は#7太田のミドルシュート、#10松井の3Pシュートで加点。対するフィリピンは211cmのインサイド#11Marcusを中心に得点を重ねる。開始4分で6-7となる。残り3分、日本はアップテンポな展開から#11西村、#10松井、さらに#10松井の3連続3Pシュートを決めるが、フィリピンにもバスケットボールカウントを決められて、20-24と4点ビハインドで第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオド、開始直後から日本は#10松井のドライブから#12伊藤のミドルシュートが決まる。フィリピンはフリースローや3Pシュートで加点するが、日本は#4岡田が好調。ジャンプシュートやフリースローで対抗する。フィリピンの1on1中心のオフェンスに対して日本は激しいディフェンスで凌ぎ、#10松井の2連続3Pシュートなどで逆転。ブザーとともにシュートのこぼれ球を#11西村がティップシュートを決め、49-44で前半終了。
 
 後半に入ると、互いにシュートが決まらず重い展開。フィリピンは開始2分に#Marcusのバスケットボールカウントで均衡を破るが、日本は#10松井がようやく3Pシュートを決めるまで約4分間得点が止まる。フィリピンはその後、パワフルなオフェンスで日本のファウルを誘い、フリースローで加点する。日本は#11西村が3Pシュートや相手をあざ笑うかのようなドライブを決めて対抗する。このピリオドは互いにハードコンタクトからエキサイトする場面が増え、荒れ模様を呈する。日本が3点のリードをキープし、68-65で第3ピリオド終了。
 
 第4ピリオド、フィリピン#7Donaldoに連続3Pシュートを浴び、早々に逆転を許す日本。タイムアウトで嫌な流れを断ち切ろうとするが、明けても流れは変わらず、さらにディフェンスではファウルがかさんで波に乗れないまま4分間ノーゴール。ようやく#10松井がシュートを決めるが、フィリピンの#11Marcusらの得点を止められない。さらにフィリピンは激しいディフェンスで日本のオフェンスを封じこむ。日本はディフェンスから立て直しを図ろうとしても次々ファウルを宣され、フリースローを献上してしまう。結局、日本に波が戻ることはなくそのまま試合終了。78-94で日本は敗れ、決勝トーナメント進出が絶たれた。
 
 日本は次戦、8月13日15:00~5-7位決定戦でマレーシアと対戦する。