第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

【男子 第1戦】チャイニーズ・タイペイ vs 日本

試合データ
開催場所台北市立体育学院体育館(チャイニーズ・タイペイ タイペイ市) コミッショナー 
試合区分男子 第1戦 主審 
開催期日2012(H24)年08月18日(土) 副審 
開始時間/終了時間20:15/21:45
ゲームレポート
チャイニーズ・タイペイ 82 19 1st 11 57 日本
16 2nd 12
26 3rd 17
21 4th 17
第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップが開幕。初戦の相手は開催国のチャイニーズ・タイペイ。先月出来上がったばかりの約5千人収容可能な台北市立体育学院体育館は満員に膨れあがり熱気に包まれる中、試合はスタート。若返りを図った日本代表にとって、初のアウェイゲームを迎える選手も多く、なかなか思うように得点が伸びない。さらに#15竹内(譲)が開始早々に3ファウルを犯すと、チャイニーズ・タイペイのオフェンスが確率よく決まり出し、前半を終えて23-35と12点のリードを許す。#14金丸、#4古川の連続3Pシュートでスタートした後半だったが、ディフェンスがうまく機能せず相手に勢いを与えてしまい、一気に点差を離される。攻めでは踏ん切りよくシュートに行けずに精細を欠き、57-82とチャイニーズ・タイペイに完敗した。
 7月1日に開催した親善試合の結果をリベンジされた形となり、今シーズン1勝1敗。9月に日本で開催される第4回FIBA ASIA カップでは予選ラウンド同グループなので、そこできっちり、この借りを返したい。
 
  第1ピリオド、日本のスタートは、#8太田、#10竹内(公)、#11桜井、#14金丸、#15竹内(譲)。ファーストシュートは、チャイニーズ・タイペイ#1TIENに3Pシュートを決まられ、場内が大歓声に包まれる。#14金丸がすぐに決め返した3Pシュートはラインを踏んでおり2点。練習してきた#15竹内(譲)をSFとして起用する布陣だったが、その#15竹内(譲)が開始早々から立て続けに3ファウルを犯し、#17張本を投入する。チャイニーズ・タイペイは#23CHANGの連続3Pシュートで、5-15と一気に突き放しにかかる。たまらず日本はタイムアウトを要求。その後、#14金丸が得点を挙げ、さらにスティールでチャンスを広げ、#10竹内(公)のゴールで連続得点。#5ヒンクリーがリバウンドをつなぎ、11-19、日本8点ビハインドで終了。
 
  第2ピリオド、幸先良く#4古川、#10竹内(公)の連続得点で、開始1分経たないうちに15-19、4点差に迫る。その後はお互いにイージーミスを犯し、なかなか点差を詰められない。日本のフィニッシュが決められず、逆にチャイニーズ・タイペイに3Pシュート、バスケットカウントと3点プレイで許し、点差を離される。最後は残りわずかな時間での相手の攻撃を止められず、23-35、日本は12点差とリードを開かれて前半終了。
 
  第3ピリオド、日本は#14金丸、#4古川の3Pシュートで巻き返しにかかる。しかし、そこからチャイニーズ・タイペイに怒濤の7連続17得点を挙げられるなか、日本はシュートが決まらず、また相手の勢いを止められず、為す術がない状況に陥る。ようやく決まった#6田中の3Pシュートだったが、すぐさま#14LINにダブルクラッチからバスケットカウントを決められ、あっという間に3点を取り返される。終盤、#10竹内(公)、#6比江島が積極的に攻めて連続バスケットカウントを決めるも、40-61、日本は21点差とリードはさらに広がり終了。
 
  第4ピリオド、第3ピリオドとは違い日本の得点が決まり始める。しかしすぐさま相手に決め返され、#1TIENには3連続得点中2本を3Pシュートを許す。点差はさらに開いていくなか、ディフェンスではファウルで止めてしまい個人ファウルがかさむ。そこからチャイニーズ・タイペイにフリースローを与えてしまい、オフェンスは攻め手を欠き、またノーマークを作っても決めきれない。最後まで日本は見せ場をつくれず、一度もリードできないまま、57-82で完敗した。
 
  次戦、日本は8月19日(日) 17:00(現地時間)より、イランと対戦する。