第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

女子 第4戦日本 vs インド

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 台北体育館 コミッショナー 
試合区分女子 第4戦 主審Sheng Tung Chu
開催期日2011(H23)年08月04日(木) 副審TIEN,Hsiao-Lu、HUANG,Hsien-Ming
開始時間/終了時間17:00/19:00
ゲームレポート
日本 98 31 1st 16 62 インド
26 2nd 10
22 3rd 17
19 4th 19
第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ、大会最終日。2連勝中の日本代表チームは、インド代表と対戦。序盤から日本の一方的な試合展開となり、前半を57-26で折り返す。後半に入っても、日本は攻撃の手を緩めることなく、コートに立った選手がそれぞれ役割を果たし、98-62で勝利を収めた。この試合をもって大会の全日程を終了。日本は初戦のチャイニーズ・タイペイ戦こそ落とすも、その後3連勝し今大会を通算3勝1敗の2位で終了した。
 
 第1ピリオド、開始早々、インドは#14の連続3Pシュート、#6のゴール下で先制点を挙げると、日本も#5冨崎が奮起し、3Pシュートやポストプレイで対抗する。さらには、#10森、#14大沼、#4藤吉のシュートが決まり、19-10となったところでインドのタイムアウト。タイムアウト後、インドは#6のインサイドで攻撃を試みるが、日本のディフェンスに阻まれ、なかなか得点できない。その間、日本は#8中畑、#14大沼の3Pシュート、#10森のジャンプシュートらでテンポよく得点を重ね、31-16、日本リードで終了。
 
 第2ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#7田中、#4藤吉、#10森、#5冨崎。日本は#5冨崎の連続シュートが決めると、ディフェンスでもインドの#6をしっかりマークし、攻守の手を緩めない。波に乗った日本は、その後も#7田中のリバウンドシュート、#4藤吉の3Pシュートでリードを伸ばす。さらには、途中交代の#9林、#6山田、#12元山も積極的に攻撃。インドは#6のピックプレイからチャンスを作ろうとするが、思うように成功せず、57-26と21点差をつけ前半終了。
 
 第3ピリオド、日本のスタートは#9林、#4藤吉、#12元山、#6山田、#10森。インドはセンター陣#6と#9のインサイドを強化し反撃を試みる。しかし日本は、#9林の連続3Pシュート、#12元山のドライブ、#10森のバスケットカウントと、確実に得点し68-37とさらにリードを伸ばす。ここで日本は#8中畑、#14大沼、#5冨崎を再びコートに戻し、インドに追い込みをかける。終了間際には、#8中畑と#13濱口のハイピックに、#12元山が合わせ、3Pシュートで加点。79-43、日本リードで最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#7田中、#15櫻木、#12元山、#13濱口。立ち上がりから#13濱口のゴール下、#12元山のブレイク、また交代して入った#6山田のドライブインなど、日本の攻撃は止まらない。一方のインドは、ピックスクリーンから日本のスイッチミスを誘い、ドライブや3Pシュートでなんとか対抗する。だが残り3分を切り、日本は#7田中、#13濱口、#6山田が連続得点し、リードを保つ。最後には、#10森のリバウンドからタップシュートで沈め、タイムアップ。98-62、日本は今大会初の全員出場で勝利を掴んだ。
 
 今回のインド戦では、インサイドを警戒し、当日の朝にもディフェンスを確認し試合に臨んだ。体格、身長差も、チームディフェンスでカバーし、選手にとっていい収穫を得ることができた。
 
 女子U-24日本代表チームは、8月5日(金)に帰国する。