第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会

試合日程・結果GAME

女子 予選ラウンド日本 vs ロシア

試合データ
開催場所チリ・アリーナ プエルトモン コミッショナーKrzysztof KORALEWSKI
試合区分女子 予選ラウンド 主審Jose QUINONES GONZALES
開催期日2011(H23)年07月23日(土) 副審Patricio Enrique MENARES VASQUEZ、Gillian Lesli Ann MARTINDALE
開始時間/終了時間18:45/20:45
ゲームレポート
日本 90 24 1st 19 64 ロシア
16 2nd 16
29 3rd 23
21 4th 6
 第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会、予選ラウンド第3戦。昨日、2次ラウンド進出を決めた日本は、同じく1勝1敗のロシアと対戦。試合は第1ピリオドこそ互角の戦いとなるも、日本が優位な形で試合を進めていく。最終ピリオドには、残り2分までロシアをノーゴールに抑える粘り強さと、速い攻めから大量得点を挙げ、90-64の26点差で勝利。日本はグループBを2位で通過した。
 
  第1ピリオド、立ち上がり、日本は#10渡邉が連続得点、#15町田がドライブからのバスケットカウントを沈め、幸先の良いスタートを切る。一方のロシアは、#6の3Pシュート、また#4と#14にボールを集め、徹底的にインサイドプレイで攻め応戦。両チームともに激しい攻防で点の入れ合いが続く中、日本は#5本川や#15町田のドライブでリードを譲らない。その後も、ロシアはメンバーを入れかえながら、#4を中心に攻めるのに対し、日本は#6本川のドライブ、#10渡邉のシュートで連続得点を挙げる。24-19、日本5点リードで終了。
 
  第2ピリオド、ロシアは2-3ゾーンディフェンスに変え、反撃を試みる。対し日本は落ち着いた攻めで、#13高田、#10渡邉が高確率な3Pシュートを沈める。ロシアは、第1ピリオドに引き続き、インサイドで勝負してくるが、日本の得点を抑えることができない。中盤、ミスが目立ち始めた日本は、残り5分34-28でリードするもタイムアウト。タイムアウト後、#12桂のシュートで立て直すと、ディフェンスでは24秒オーバータイムを取り、徐々に流れは日本へ。ロシアはマンツーマンディフェンスに戻すが、日本#6本川のドライブ、#12桂にリバウンドシュートを許し、40-30と差が広がる。しかし終了間際、ロシアは#9の3Pシュート、#5のシュートで盛り返し、40-35で前半終了。
 
  第3ピリオド、立ち上がり、ロシアは#6のドライブから得点し、40-37の3点差に詰め寄る。しかし日本も簡単にはリードを譲らず、#14内野のフリースローや#12桂のドライブで主導権を譲らない。その後、ロシアはフリースロー、#9の3Pシュートと連続得点を許し、一時43-41の2点差まで追いつかれるが、日本はすぐさま#14内野のフリースロー、#12桂のバスケットカウント、#13高田の3Pシュートらで入れ返す。中盤、ロシアは2-3ゾーンディフェンスに再度変えるも、日本は#14内野、#12桂を中心に落ち着いて攻める。その後も激しいラリーが続き、5点差を行ったり来たりするが、残り2分半60-55から、日本は#13高田の3Pシュートや#12桂のシュートらで一気に畳み掛ける。69-58、日本がリードを広げ終了。
 
  第4ピリオド、ロシアはマンツーマンディフェンスに変え、試合がスタート。日本は#12桂、#6本川が果敢な攻めで相手のファウルを誘い、フリースローで加点。さらには、#15町田と#13高田の3Pシュートで得点を量産し、リードを広げる。一方、ロシアは内外ともにシュートを打つが決まらず、残り2分09秒までノーゴールと苦しい展開。その間、日本は相手の2-3ゾーンディフェンスにも冷静に対応し、#13高田の3シュートなど攻撃の手を緩めず一方的に得点を重ねる。最終的に90-64と、日本は26点差をつけ勝利した。
 
  予選ラウンドの全試合が終了し、日本はグループBを2位で通過。明日の休息日を挟み、25日(月)より始まる2次ラウンドへ挑む。2次ラウンドの初戦は、25日(月)の11:15(※日本時間26日0:15)よりグループAを2位通過したイタリアと対戦する。