第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会

試合日程・結果GAME

女子 2次ラウンド中国 vs 日本

試合データ
開催場所チリ・アリーナ プエルトモン コミッショナーKenneth Dudley COULSON
試合区分女子 2次ラウンド 主審Juan Carlos GARCIA GONZALEZ
開催期日2011(H23)年07月27日(水) 副審Jonathan Ernest HUNT、Heba EL HADIDY
開始時間/終了時間09:00/11:00
ゲームレポート
中国 87 24 1st 16 59 日本
17 2nd 13
25 3rd 11
21 4th 19
第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会、2次ラウンド第3戦。グループEに属し、昨日準々決勝進出を果たした日本は、グループA3位の中国と対戦。試合は、立ち上がりから高さを生かしたインサイドプレイを武器に得点する中国に対し、日本は2-3ゾーンディフェンスらで対抗するも、苦しい時間帯が続く。12点ビハインドで迎えた後半、なかなか思うように得点することができない日本は、最後まで本来のリズムを掴めず、59-87で敗戦した。
 
 第1ピリオド、立ち上がり、高さのある中国はセンター陣にボールを集め得点を狙う。それに対し日本はファウルがかさみ、相手にフリースローを与えてしまう。残り8分、#13高田が3Pシュートを沈め、ようやく初得点を挙げると、その後#14内野と#6本川が続けて3Pシュートを決め、12-13と追い上げる。だが、中国は変わらずミスマッチを生かしたゴール下でのプレイで得点を重ねる。日本も#13町田、#6本川がドライブを決め応戦し、残り3分16-17とする。終盤、中国はフリースローやオフェンスリバウンドで得点を重ね、16-24の8点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、日本は2-3ゾーンディフェンスに変えスタート。また速攻でシュートを沈め、18-24と6点差にする。一方の中国はインサイドで得点を重ねる。その後、日本は、シュートを打つが入らず苦しい展開。ただし、得点は動かず20-28と止まったままで試合が進む。すると、日本#4瀬崎の3Pシュートがようやく決まり、23-28の5点差に詰めるが、すぐさま中国は#9と#14の連続得点で主導権を譲らず、一進一退の攻防を繰り広げる。終盤、中国はファウルがかさんだ日本に対し、#14らを中心にファウルを誘うインサイドプレイで攻め立てる。29-41、12点ビハインドで前半を折り返す。
 
 第3ピリオド、日本は第2ピリオド同様に2-3ゾーンディフェンスで開始。序盤、日本は#13高田がドライブで得点するも、その後続かず、開始4分間で2得点と苦しい時間帯。その間、中国は#8と#11が3Pシュート、そしてインサイドと内外バランス良く加点する。残り6分23秒、31-56と中国に大量リードを許した日本は、たまらずタイムアウトを要求。だが、その後も流れを掴めず、中国のセンター陣を抑えることが出来ず、#14にバスケットカウントや#11にリバウンドシュートを許す。残り4分、日本は#14内野が果敢に攻め得点のチャンスをつくりリズムを取り戻すと、その後次々と得点を沈める。だが、中国も高さを生かしたプレイで入れ返し、40-66で終了。
 
 第4ピリオド、日本は#6本川の3Pシュート、#11大濱のジャンプシュート、#8野添のフリースローが決まり追い上げを見せるが、中国の得点を抑えることが出来ず、なかなか思うように差は縮まらない。その後も点の入れ合いが続くなか、日本は#5本川が奮起し加点、中国は#11がトライブで攻める。残り2分、57-80と大きく点差を広げられた日本は、速攻を出しシュートを狙う。終盤、本来のリズムを掴めない日本に対し、中国は手を緩めず、最後には#8が3Pシュートを決めタイムアップ。59-87、日本は相手のインサイドプレイを止められず、敗戦した。
 
 2次ラウンドの全試合が終了し、日本はグループEを3位で準々決勝進出。明日の休息日を挟み、29日(金)の準々決勝(ベスト4決定戦)に挑みます。準々決勝は、29日(金)の16:30(※日本時間30日5:30)よりグループFを2位通過したオーストラリアと対戦する。