ロゴ 第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会

試合日程・結果GAME

【女子 2次ラウンド第3戦】日本 vs ロシア

試合データ
開催場所リトアニア・クライペダ、パネヴェジース SVYTURRIO ARENA コミッショナーNaresh Chander ANEJA (IND)
試合区分女子 2次ラウンド第3戦 主審Krishna Joaquin DOMINGUEZ VIVEROS (MEX)
開催期日2013(H25)年07月24日(水) 副審Yudith HODELIN MENDOZA (CUB), Ozlem YALMAN (TUR)
開始時間/終了時間18:00/19:30
ゲームレポート
日本 88 27 1st 23 78 ロシア
12 2nd 24
27 3rd 17
22 4th 14
第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会は第7日目。2次ラウンド最終戦、勝った方が決勝トーナメントに進める大一番の試合の相手はロシア。ゲーム序盤、日本は#7田村の3Pシュートでリードを奪う。しかしロシアもインサイドを起点に、高さを生かしたプレイで応戦する。一進一退の攻防が続くも、次第にロシアに主導権を奪われ、第3ピリオド開始3分、この試合最大の12点差を追う展開へ。しかしここから日本はフルコートのディフェンスで徹底的に守り、オフェンスでは#11河村、#12増岡が活躍を見せ、じわじわと追い上げる。第3ピリオド終了間際、#11河村の得点が決まり、66-64と逆転に成功して最終ピリオドへ。その後は両チーム必死の攻防で緊迫した時間帯となるが、日本はタフなディフェンスと早いパスワークから得点を重ね、タイムアップ。88-78でロシアを撃破し、グループE4位で準々決勝進出を決めた。試合終了後には、白熱の好ゲームを繰り広げた両チームに対し、観客や他国の選手から拍手が送られた。
 
 第1ピリオド、日本は#7田村のアシストから#11河村が先制点を挙げ、ゲームがスタート。その後も日本らしい早い展開から#7田村の連続3Pシュート、#11河村が得点し、チームをリードする。一方、ロシアはミスマッチをついてインサイドを攻撃、一進一退の攻防が続く。残り4分、14-13で日本は1点のリード。ここから#12増岡がアシストやドライブで流れを引き寄せ、リードを広げる。しかし終盤、ロシアも#12RAZHEVAにボールを集めて粘りを見せる。27-23、日本が僅かにリードして終了。
 
 第2ピリオド、日本はミスから速攻を出される苦しいスタート。#12増岡、#12河村が続けて得点するものの、その後ロシアの猛攻にあう。ミスマッチをつく徹底されたインサイドの攻撃に日本のディフェンスが崩れはじめ、ローテーションが間に合わなくなる。そして、ロシアの3Pシュートが当たり始め、#13SYCHに連続3Pシュートを決められる。39-47、このピリオドを12-24とされ、日本は逆転を許して前半終了。
 
 第3ピリオド、開始早々、ロシア#12RAZHEVAにインサイドで押し込まれ得点を許し、開始3分でこのゲーム最大の12点差をつけられる。日本は苦しい展開であったが、#11河村が身体を張ってシュートをねじ込むと、#8熊、#7田村も続いて3Pシュートを沈め、49-53と4点差に詰め寄る。ここから日本はさらにディフェンスプレッシャーを厳しくすると、ロシアの集中力が切れ始め、プレイの精彩を欠く。残り4分16秒、日本は#11河村20点目の得点で、55-53でついに逆転に成功。さらに#12増岡の3Pシュートでリードを広げるも、ロシアも維持を見せて同点に持ち込む。終了間際、日本#7田村から#11河村へ好アシストが決まり、66-64の2点リードで勝負の最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、日本はミスから速攻を許し、すぐさま66-66の振り出しに戻される。嫌な空気が流れた日本だが、#13中村が気持ちの入ったドライブでフリースローを得て、再び逆転に成功すると、その後は両チーム必死の攻防で緊迫したプレイが続く。残り4分42秒、ロシア#12RAZHEVAにバスケットカウントを決められ、73-76の3点を追う展開となるが、ここでキャプテン#4藤岡が良い働きを見せ、ジャンプシュート、スティールからのレイアップシュートを立て続けに決め、再度日本がリードする展開へ。残り1分半、83-78と5点差でリードする日本は、#14畠中が相手に突き飛ばされながらもオフェンスリバウンドをつかみ取り、好プレイでチームを救う。その後は危なげなくゲームをコントロールし、タイムアップ。88-78、日本は激戦を制し、ベスト8に進出した。
 
 ※主な得点者:
 日本 #11河村 26点、#7田村 22点(3PTS 5/10本)・9リバウンド・4アシスト、#12増岡 19点・9アシスト
 ロシア #12RAZHEVA 22点、#14GLADKOVA 13点・10リバウンド、#10SHCHETINA 10点・13リバウンド
  
 次戦、1日休息日を挟み、7月26日(金)20:15(現地時間)より、日本はFIBAランキング1位のアメリカ(グループF1位)と準々決勝を対戦する。