第26回女子ユニバーシアード競技大会

試合日程・結果GAME

女子 予選ラウンドDオーストラリア vs 日本

試合データ
開催場所中国・深セン Shenzhen Luohu Gymnasium コミッショナー 
試合区分女子 予選ラウンドD 主審KRUG Sergey
開催期日2011(H23)年08月15日(月) 副審CROWLEY Nadine Renee、TIEN Hsiao-Lun
開始時間/終了時間12:30/14:30
ゲームレポート
オーストラリア 113 31 1st 12 53 日本
23 2nd 18
25 3rd 11
34 4th 12
第26回ユニバーシアード競技大会 バスケットボール競技 予選ラウンド第2戦の相手は、今大会優勝候補の強豪・オーストラリア。平均身長差が13cmと文字通り、序盤から厳しい戦いが強いられ、オーストラリアに徹底的なインサイドの攻撃から得点を許す。一方の日本は、#8天野、#10佐藤を中心に攻めるも、ファウルが嵩み苦しい時間帯が続く。最後まで本来の攻めを行うことが出来ず、53-113と大差をつけられ試合を終了した。
 
 第1ピリオド、日本のスタートは#4栗原、#7阿部、#8天野、#10佐藤、#11園田。立ち上がり、インサイドにボールを集めるオーストラリアに対して、アウトサイドで勝負の日本は、残り7分で5-5と一進一退の攻防を繰り広げる。だが、残り6分ですでにチームファウルが5つとファウルが嵩み、その後はファウルトラブルで、相手にフリースローのチャンスを与える。一方、オーストラリアは、正確にフリースローを決め、残り4分で7-17と点差が開く。日本はたまらずタイムアウトを要求して立て直しを図るが、相手に速攻、インサイドから立て続けに得点を許し、12-31で終了。
 
 第2ピリオド、日本は#6池内、#10佐藤、#11園田、#14篠崎、#15橋詰と大きくメンバーを変えスタートする。オーストラリアは、インサイドと3Pシュートで得点を挙げ、一気に畳みかける。一方、日本は#8天野のジャンプシュート、#12宮崎のスティールからの連続得点し、残り4分で19-38と応戦する。だが、その後もオーストラリアにゴール下を支配され、残り1分で23-49と大きくリードされる。終盤、日本#10佐藤が3Pシュートで決めるも、30-54と24点差で前半終了。
 
 第3ピリオド、日本は#7阿部、#8天野、#10佐藤、#11園田、#14篠崎でスタート。立ち上がり、日本は単発シュートが続き、チームオフェンスが機能しない。対するオーストラリアは、前半同様にインサイドで徹底的に攻め、着実に加点する。日本は、オフェンスでは得点できず、また相手の攻撃を抑えられず、リバウンド奪えずと、3苦の辛い戦いになり41-79と大量リードされ終了。
 
 第4ピリオド、練習してきたことを改めて確認しコートに送り出すが、リバウンドが奪えず苦しい状態。オーストラリアは徹底的なインサイド、且つドライブ、3Pシュート、ミドルショットと怒濤の攻めに対し、日本は防戦一方。終盤、日本は#10佐藤、#8天野が奮闘するが追い上げに至らず。53-113、日本はゲーム開始からプレスディフェンスをかけ続けているが機能せず、力量差をまざまざと見せつけられ敗戦した。
 
 190cmオーバーの選手が5人いるオーストラリア代表との身長差は顕著にスタッツに表れた。オーストラリアのリバウンド63本に対し、日本は20本と、その差は43本。その結果、ペイント内得点がオーストラリア70点、日本は16点であった。またフリースロー得点がオーストラリア23点に対して日本が0点。猛省しなければならないのは日本の武器である3Pシュートがオーストラリアに7/10と70%の高確率で決められ、一方日本は7/30の23%であった。