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第2回FIBA U-17女子世界選手権大会 準決勝 vsスペイン 日本は62-91で敗れ、銅メダルを賭けてカナダとの3位決定戦へ

2012年8月26日

 「第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」は第9日目。ベルギーを6点差で下し、準決勝へと駒を進めた日本は、予選グループで接戦を繰り広げたスペインと準決勝を対戦。スペインとは予選リーグ第4戦にて対戦しており、その際は終始激しい攻防を繰り広げる中、83-79で4点差で勝利した相手。

 日本のスタートは#4中村、#5畠中、#6馬瓜、#8山田、#11井澗。
 
 第1ピリオド、日本はシュートを打つものの、なかなか決まらず、重い立ち上がりとなる。しかし、#11井澗の3Pシュートが決まり、何とか流れを作り出そうとする。一方、スペインは#10のジャンプシュート、ドライブイン、3Pシュートと得点され、さらに#10のアシストから#4が上手く合わせジャンプシュートを決める。ここで日本は#9宮崎を投入しリズムを変えると、#11井澗、#6馬瓜、#5畠中が#9宮崎のドライブに合わせて得点する。16-26、日本10点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、開始早々、日本は#8山田のカットから#6馬瓜のレイアップに持ち込み、相手からファウルを得て、フリースロー2本沈める。ミスが目立つ日本はディフェンスを頑張り粘りを見せると、#8山田、#11井澗のジャンプシュート、#9宮崎のドライブに#11井澗が合わせてシュートを決める。スペインは日本のディフェンスでのローテーションが遅れたところで、#9、#10のドライブインやジャンプシュートで加点していき、36-45、日本9点ビハインドで前半終了。
 
 第3ピリオド、出だし、日本は#11井澗がファウルをもらいフリースローを2本決め、勢いに乗ろうとするがミスが目立つ。スペインは#10がパスカットからレイアップシュートに持ち込み得点を重ねていくと、さらには#7にリバウンドシュートを決められる。苦しくなった日本だが、#5畠中の3Pシュートやゴール下で粘りを見せる。51-68、スペインリードのまま最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、反撃のきっかけが欲しい日本は、#4中村がバスケットカウントをもらうと、さらにリバウンドシュートも決め、追いかけていく。だがスペインも、#10を中心にオフェンスを組み立て、#12の3Pシュートや#6のゴール下でのプレイで次々と得点を重ねて行く。日本は粘りを見せ、日本らしい展開が見せたが、62-91で敗れ、3位決定戦へと進んだ。
 
 次戦、日本は8月26日(日)13:30(日本時間20:30)より、銅メダルをかけてカナダと対戦します。
 
 カナダは、6月末から行われたハヤブサジャパン女子日本代表チームがあと1歩及ばず敗れてオリンピック出場を逃した相手。
 是非とも勝って、大会をいい形で締めくくり、そして世界の銅メダルを獲得したいところです。

 なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝える FIBA STATS にて速報配信をしています。

 銅メダルをかけて戦う女子U-17日本代表チームへのご声援をお願いいたします。

◆準決勝の結果
● カナダ 59-84 アメリカ ○
● 日本 62-91 スペイン ○