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第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第2日目 ハヤブサジャパンは初勝利を目指し、日本時間 18:00よりイランと対戦

2014年8月10日

敗れはしたが、練習してきた成果が見られた開幕戦

シュート確率が悪い中、途中出場の#14張本 天傑選手は2Pシュートとフリースローを確実に決めた


 黒星スタートを喫したハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、「第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」第2日目を迎え、初勝利を目指してイランと対戦します。

 昨年のFIBA ASIA選手権を制し、今年7月に行われた第5回FIBA ASIA カップも優勝したイラン。しかし、来月末より行われるFIBAワールドカップへ備え、トップチームは今回はきておらず若手を主体としたチームが出場しています。それでも2mを越える選手を8人擁し、そのうち207cmが2人もいる大きなチーム。初戦は、NBAミネソタ・ティンバーウルブスのサム・ミッチェルアシスタントコーチが指揮を執るアメリカ選抜を相手に、64-70で惜敗。本日の第2戦は、ともに初勝利を目指す一戦となります。

 第5回FIBA ASIAカップから前半はリードし、良いゲームができているのに後半に逆転されて敗れる試合が続くハヤブサジャパン。「前半は早めに仕掛けることができていたのですが、後半は相手にアジャストされたことで、それが出せなかった時のシュートまでの流れが淡白になってしまいました。シュートも入らず、リバウンドを取られて逆に相手に走られてしまいました」と長谷川 健志ヘッドコーチは、77-88で敗れたチャイニーズ・タイペイA戦の敗因を挙げます。前半は、リバウンドも互角の争いをしており、ランニングリバウンドを拾ってセカンドチャンスを作ることもできていました。後半になると、逆に相手のリバウンドから流れを奪われ、最後は追いつくことができず悔しい結果となりました。

 #4渡邉 裕規選手、#16富樫 勇樹選手のPG陣が繰り出す速い攻撃はチャイニーズ・タイペイを苦しめ、相手がゾーンディフェンスをしてきても、しっかり突破するオフェンスができたことなど、練習の成果も見られました。攻撃回数はフリースローを含め、チャイニーズ・タイペイの88本に対し、日本は92本と上回っています。しかし、「フリーで打てているわけですから、もう少し確率を上げていかなければなりません」と長谷川ヘッドコーチが話すように、決めきることができませんでした。フリースロー63%(5/24本)、3Pシュート26%(6/23本)の確率を上げることが、イラン戦を勝利する一つのカギとなります。

 初勝利へ向けたジョーンズカップ予選ラウンド第2戦「日本vsイラン」は、本日、8月9日(日) 18:00(現地時間17:00)よりティップオフ。

■8月10日(日) 第2日目スケジュール
13:00(日本時間 14:00)~ エジプトvsヨルダン
15:00(日本時間 16:00)~ チャイニーズ・タイペイBvs韓国
17:00(日本時間 18:00)~ 日本vsイラン
19:00(日本時間 20:00)~ アメリカ選抜vsチャイニーズ・タイペイA