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第17回アジア競技大会 男子日本代表チームはベスト4を決める準々決勝ラウンド開始、18:30よりイランと対戦

2014年9月26日

チーム一丸となってアジアチャンピオンのイランにチャレンジ

イランとは相性が良いという#6比江島 慎選手の活躍に期待


 「第17回アジア競技大会」7日目。ハヤブサジャパン 男子日本代表は悔しい1点差で敗れた昨日のカタール戦。そこで今大会が終わるようなことがあれば、立ち直れないほどのダメージを受けたでしょうが、今日から新しいリーグ戦となる準々決勝ラウンドが始まります。気持ちを切り替え、4チーム対抗のこのラウンドで2位以上を死守し、ベスト4進出を目指すだけです。

 本日の相手は、現アジアチャンピオンであり、FIBAワールドカップに出場してきたばかりのイラン。12人中10人がFIBAワールドカップを経験してきた選手たち。昨日のフィリピン戦も最後はしっかり勝ちきる力があり、試合巧者と言えます。イランを支える不動の3人、#15EHADADI選手の高さ、#14KHAHBAHARAMI選手の攻撃力、そして起点となる#7KAMRANI選手に対し、「彼らをしっかり抑えながら、思い切って戦うだけ」と長谷川 健志ヘッドコーチは話しており、チーム一丸となってアジアチャンピオンに挑みます。

 7月のFIBA ASIA カップでは56ー66、8月のウィリアム・ジョーンズカップは72ー79、すでにイランを相手に2連敗中のハヤブサジャパン。フルメンバーで臨む今大会は別のチームと言えます。しかし、メンバーが揃っていた昨年のウィリアム・ジョーンズカップでは、#14KHAHBAHARAMI選手が不在とは言え、残る2人がいましたが55ー60。2012年、大田区総合体育館で行われたFIBA ASIA カップ決勝では51ー53と惜敗。全ての試合に出場してきた#6比江島 慎選手は、「イランとは相性が良い方だと思っていますし、絶対に勝てない相手ではないです」と力強いコメント。昨日、最後の場面で悔しいミスはありましたが、調子は上がっており、早速挽回できるチャンスとなる今夜のイラン戦。「アジアチャンピオンを相手にどれだけやれるか楽しみです。僕らから積極的に仕掛けて主導権を握り、良い展開に持っていきたいです」と意気込みを語っており、活躍が期待されます。

 準々決勝ラウンド第1戦・日本vsイラン戦は本日18:30より、Samsan World Gymnasiumで行われます。アジア1位vs9位の対決ですが、勝負に絶対はありません。長谷川ジャパンとなった今年、気持ちを新たにアジアチャンピオンへの挑戦が始まります。