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10:「2度同じやられ方をしないこと」 男子日本代表 金丸 晃輔選手

「2度同じやられ方をしないこと」
金丸 晃輔選手(アイシンシーホース三河)

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若返りを図った男子日本代表チームの初陣となった国際大会は、昨年8月にチャイニーズ・タイペイで行われた第34回ウィリアム・ジョーンズカップだった。その初戦でホームのチャイニーズ・タイペイと対戦し、57-82と大敗を喫した。2年目を迎え、今年最初の国際大会となった東アジア選手権大会もまた、開催国・韓国との初戦は為す術なく55-74の黒星スタート。先発出場した金丸 晃輔選手に初戦の韓国戦について伺ったところ、「チームとしても、僕自身としても何も出せずに終わってしまいました」と言う。東アジア選手権での韓国戦では、相手にマークされている印象も受けていた。「それは僕も感じていました。韓国の(チェ・ブヨン)ヘッドコーチは慶熙大学のヘッドコーチでもあり、学生時代に何度も対戦していましたので、僕がシューターであることは分かっていました。だから、なかなか僕のマークマンがヘルプにいかないので、全て分かっているんだとずっと思いながらプレイしていたら、何もできずに終わってしまいました。あの場面では、センターにスクリーンにいったり、自分から動いてマークマンを外す行動に移さなければいけなかったのですが、そこまで頭が回らず情けなかったです」と、大敗した試合を振り返ってくれた。

鈴木 貴美一ヘッドコーチ体制となり、先発に定着している金丸選手。「昨年からスタートで使ってもらっているので責任は感じています。また、やはり得点を求められていると思います。東アジア選手権の初戦の韓国戦は消極的になってしまい、何もできずに終わってしまいましたが、あれでは全然ダメです。あの試合で積極的にやらなければならないと反省し、最終戦のホンコン・チャイナ戦では、そこそこ攻め気は見せられたと思います」。何も出来なかった韓国戦で目を覚ました金丸選手は、その後の途中出場したマカオ戦(15点)以外、チャイニーズ・タイペイ戦15点、中国戦18点、ホンコン・チャイナ戦28点とチームハイの得点を挙げる活躍を見せた。

オフェンスでは着実に実績を残す金丸選手だが、日本代表に選ばれるようになってからの課題点は、ずっとディフェンスと言われ続けてきた。しかし、JBLでの2シーズンを経て、ディフェンスにも成長は見られる。「今まで通り、オフェンスだけしていれば良いという考えではダメだということは分かっていますので、ディフェンスに関しては課題であることも含めてしっかり意識はしています。JBLではマッチアップする選手が毎回同じなので、その選手のクセなどを把握できていることで、ディフェンスが少しずつできるようになってきているのかもしれません。でも、学生の頃に比べれば、ポイントは掴めてきています」と手応えを感じているようだ。国際大会では、初めてマッチアップする選手の方が多く、すぐに対応しなければならないのも日本代表として必要である。「確かに何も情報がないところでのディフェンスは難しいです。1回目やられたら、同じプレイで2度やられないことを意識しています。そうすることで何とかなるとも思っています」と、しっかりディフェンスへの意識は芽生えている。

昨年から日本代表の変わった点として、若返ったことに加えてもう一つ、初戦で大敗しても、試合の途中でリードをされても、立て直すことができるチームになったと感じている。金丸選手も「修正できる点はいくらでもあります」と言い、成長過程にある日本代表にとって、下を向いていたり、立ち止まっている時間はない。「初戦を勝つことで、後々助かる部分もあります。しっかりコンディションを高めていき、6月末には国際親善試合、7月にはジョーンズカップ、そして本番である8月のFIBA ASIA選手権と試合が続きますので、1戦目を大事に戦えるような強化をしています」。ディフェンス同様、2度同じやられ方をしないように、しっかり本番を見据えて合宿に臨んでいる。

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金丸 晃輔(かなまる こうすけ)
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生年月日:1989年3月8日(24)
ポジション:F
身長/体重:193cm / 78kg
出身校:安徳小→那珂川南中→福岡大学附属大濠高→明治大
出身地:福岡県
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第3回東アジアバスケットボール選手権大会(2013/韓国) 第3位
第4回FIBA ASIAカップ(2012/日本) 第2位
第2回東アジアバスケットボール選手権大会(2011/中国) 第2位
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