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第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州) 平成27年度男子ユニバーシアード日本代表チーム チャイニーズ・タイペイに67-61で勝利し、21位で全日程終了

2015年7月14日

ディフェンスでのボールマンプレッシャーに手応えを感じていた#0藤井 祐馬選手(右)

日本代表候補でもある#6馬場 雄大選手は「世界と戦ったばかりのこの感覚を生かし、日本代表でも引っ張っていきたい」と抱負を語った

 「第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)」 バスケットボール競技は最終日を迎えました。男女ともにベスト8進出を目標に掲げて臨んだ今大会。女子ユニバーシアード日本代表チームは20年ぶりに予選ラウンドを突破し、世界4位という堂々の結果を残し、1日早く終了しました。残念ながら目標に到達できず、21-22位決定戦に回った男子ユニバーシアード日本代表チームの最終戦は、チャイニーズ・タイペイと対戦。最後は点差を詰められましたが、一度もリードを許すことなく67-61で勝利し、21位で今大会を終えました。

 予選リーグで5位となり、17-24位決定戦という下位争いを余儀なくされた日本は、チームの雰囲気も沈んでいました。「自分ら上級生がもっと声をかけて、あと3試合頑張ろうと言うべきだったと思います」と反省点を挙げたキャプテン・#0藤井 祐眞選手(東芝ブレイブサンダース神奈川)。池内 泰明ヘッドコーチも、「予選リーグで良いゲームをしながら最後に離され、負けてしまったことで、少しずつコミュニケーションが不足していったところはあります。チームとしてもう少し話し合うことを我々から働きかければ良かったです」と同じ反省点を挙げました。予選リーグでヨーロッパ勢を相手に大差をつけられることなく戦えたことは自信となりました。しかし、それが下位争いとなる相手に対し過信となり、「実際にそうなって負けてしまったのがチリ戦です」と#6馬場 雄大選手(筑波大学 2年)も言います。残る2試合へ向け、「少しでも良いゲーム内容で終わらなければならず、それしかないです」と述べた#14ベンドラメ 礼生選手(東海大学 4年)の言葉通り、モザンビーク、チャイニーズ・タイペイに連勝し、勝って終わるという最低限の目的を果たすことはできました。

 予選がない大会ですが、ユニバーシアード競技大会は歴とした世界と戦える場です。その中でも日本のプレイが通用した場面も少なからず見られました。「リバウンドを頑張って、トランジション早く攻めることが通用した部分もあり、そこは収穫でした」と話す#6馬場選手。#0藤井選手は、「自分らが通用するところは運動量と機動力。点数を離されても、前から積極的にボールマンプレッシャーをかけたら意外とミスしてくれたので、それを継続したことで良い試合につなげられました。しかしオフェンスで足を止めてしまうと相手が大きい分、タフショットを打たざるを得なくなるので、相手も動かしながらパッシングゲームをし、ボールも人もどんどん動くバスケットをしていけばフリーになるケースも多かったです」と手応えを感じていました。その一方で、#14ベンドラメ選手が言うように、「予選リーグは自分たちのバスケットができていたと思います。でも、あそこで勝ちきる力が無かったのが今の僕たちの実力です」

 海外のチームの取り組みを間近に見た池内ヘッドコーチは、今後の改善点を挙げました。「変えるべきところは走るところです。これは習慣でもあるので、自分が走ってるつもりでもスピードが上がっていないことをどう改善していくかを突き詰めていかねばなりません。また、試合前のウォーミングアップで、チーム練習とその前の個人練習でうまく調整できればゲームの入り方も変わってきます」。強豪チームはコートに現れた瞬間から戦いへの準備を選手自身が行なっていました。また、世界4位となった女子ユニバーシアード日本代表チームのプレイが小さな日本にとっては必要になることも、池内ヘッドコーチは実感しています。「女子と同じように、世界と戦うにはドライブがカギとなり、その中でもドライブしてストップすることが大事です。男子もドライブはするのですが、その後がフワッとシュートしています。このプレイはしつこく練習して、しっかりと確立していく必要性を感じました」

 男女ともユニバーシアード競技大会を通じて自信を得たプレイや悔しい思いを繰り返し、日々成長していました。日本が世界に勝つため、特に男子は自力で世界へ出場するためにも、所属チームに戻ってからのレベルアップが不可欠です。2020年東京オリンピック開催時に旬を迎えるであろうこの世代でもあり、日本代表を目指して一層の努力をしなければなりません。男子は#43永吉 佑也選手、#11野本 建吾選手(ともに東芝ブレイブサンダース神奈川)、#6馬場 雄大選手(筑波大学 2年)、女子は#5篠崎 澪選手(富士通 レッドウェーブ)と#6近藤 楓選手(トヨタ自動車 アンテロープス)が今年度の日本代表候補に選出されています。今大会での経験を存分に発揮し、ともに戦ったチームメイトの期待の星になるべく、まずは日本代表メンバー入りを目指します。

■最終結果 男子
優勝 アメリカ
2位 ドイツ
3位 ロシア
4位 ブラジル
5位 フランス
6位 リトアニア
7位 カナダ
8位 エストニア
9位 セルビア
10位 オーストラリア
11位 韓国
12位 スウェーデン
13位 モンテネグロ
14位 フィンランド
15位 トルコ
16位 中国
17位 モンゴル
18位 スイス
19位 メキシコ
20位 チリ
21位 日本
22位 チャイニーズ・タイペイ
23位 モザンビーク
24位 アンゴラ(※棄権)

■最終結果 女子
優勝 アメリカ
2位 カナダ
3位 ロシア
4位 日本
5位 オーストラリア
6位 チェコ
7位 チャイニーズ・タイペイ
8位 ハンガリー
9位 イタリア
10位 スウェーデン
11位 中国
12位 メキシコ
13位 ブラジル
14位 韓国
15位 モザンビーク
16位 ウガンダ