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ニュース

平成26年度男子U-18日本代表チーム 第4次強化合宿開催報告

2015年3月17日

FIBA U-17世界選手権を経験し、さらなる上を目指すためにシュートエリアを広げる軍司 泰人選手

190cmのPG中村 太地選手とブロックにいく201cmのウイカタ ケンタ選手

 本年8月23日~29日に韓国で開催が予定されている「第23回日・韓・中ジュニア交流競技会」、そしてU-18世代(18歳以下)の継続的な強化を図るべく、平成26年度バスケットボール男子U-18日本代表チームは第4次強化合宿を実施。3月13日(金)~15日(日)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、JBAスポーツディレクターを務めるトーステン・ロイブルコーチが中心となり、強化とともに選手選考会が行われました。

 昨年8月の第3回FIBA U-17男子世界選手権大会へ出場したメンバーを含めた29名を招集。世界を経験してきた選手たちが練習を引っ張りながらも、高校バスケで鍛えられ、その座を奪おうとしている他の選手たちが猛アピールし、「緊張感をもった良い練習ができました」とロイブルコーチも満足していました。そのロイブルコーチがスポーツディレクターに就任した頃から、育成や強化をしてきたのがこの世代の選手たち。2012年、第1回ジュニアエリートアカデミー(ビッグマンキャンプ)に志願した軍司 泰人選手(土浦日本大学高校 2年)。ロイブルコーチらによるJBAの育成プログラムを経て、男子U-16日本代表に選出され、翌年のFIBA U-17 世界選手権にも出場しました。
 「世界と戦ってみて、高さやスクリーンのショウハードに対する違いが身に染みて分かりました。日本人同士の練習でも世界で戦ってきたことを意識してプレイしています。世界選手権で通用しなかったことを、この合宿中も仲間同士で教え合いながら、みんなでレベルアップできるようにしていました」
 ロイブルコーチの練習は、ビッグマンキャンプやU-16・U-17日本代表合宿の頃と違いがあるかどうか質問したところ、「練習内容はこれまでとだいたい一緒です」。ロイブルコーチも、「コンセプトはずっと続くものなので、そこは変わりません」と仰っており、同じ強化を継続してきたおかげで、「スクリーンのオンボールディフェンスの時、積極的にダブルチームにいったり、ショウハードができてきたので、コーチの言われたことが浸透してきたのだと思います」と軍司選手も手応えを感じていました。

 また、男子U-17日本代表選手までは残念ながら選出されなかった選手たちも頭角を現しています。今合宿には2mを越える選手が3名おり、193cmの軍司選手が小さく見えるほどでした。
・森下 魁 選手 205cm (明徳義塾高校 2年)
・山本 浩太 選手 202cm (初芝橋本高校 2年)
・ウイカタ ケンタ 選手 201cm (國學院大學久我山高校 2年)
 197cmある八村 塁選手(明成高校 2年)はフォワードのポジションも担えるようになっており、他の選手たちもライバルの成長に負けない競争心を持って取り組んでいます。

 FIBA U-17世界選手権メンバーのポイントガード(PG)である平良 彰吾選手(船橋市立船橋高校 2年)と武藤 海斗選手(福岡第一高校 2年)は、練習中から声を出してリーダーシップを発揮。チームが分かれたセレクションゲームでは激しいマッチアップをし、見応えがありました。その2人に割って入るようにアピールしていたのが、中村 太地選手(福岡大学附属大濠高校 2年)です。「合宿の最初の頃はPGでプレイすることはあまりなく、最後のゲームになってようやくやらせてもらえるようになりました。周りに負けたく無かったので、自分から積極的に声を出そうと思っていました」と話す中村選手は190cmの大型PGとして楽しみな選手です。所属チームが新体制に代わってからPGを始めたばかり。「周りはスピードあるガードが多く、間合いや駆け引きを楽しんでプレイしていると感じました。外角のシュートがまだ打てていないので、そこは大きな課題として残りました」と越えるべき壁も多く見つかったようです。中村選手をはじめ、29名の選手全員が課題を見つけながら、今持てる自分の武器を存分に発揮して選考会に臨んでいました。

 次回6月に予定している強化合宿は、今合宿からメンバーを絞って開催されます。閉講式の時、飯沼 加寿夫アドバイザリーコーチ(千葉県立幕張総合高校)は、「もし日本代表に選ばれなくても、バスケ人生は続くので、継続して頑張って欲しい」と伝えました。同じくロイブルコーチもまた、「選ばれなかったら終わりではなく、次に向けたスタートを切ってください。U-16やU-18に選ばれなかったNBAやヨーロッパのプロ選手を挙げればきりがありません。自分を信じ、自分との戦いに打ち勝って、将来の日本代表の座を勝ち獲ってください」と話しています。それは、今合宿に招集されなかった全ての選手にも言えることです。