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ハヤブサジャパン 平成27年度男子日本代表チーム 第6次強化合宿(第37回男子ウィリアム・ジョーンズカップ) 開催報告

2015年9月9日

ジョーンズカップを経て、最後の競争を終えたハヤブサジャパン

ラストチャンスでアピールする金丸 晃輔選手

 ハヤブサジャパン 平成27年度バスケットボール男子日本代表チームは、8月29日(土)~9月6日(日)にチャイニーズ・タイペイ 新北市で開催された「第37回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」に参加。2勝6敗の8位で大会を終え、9月7日(月)に帰国しました。

 16名をエントリーさせた日本は、そのうちの12名を様々な組み合わせで試しながら、8試合を戦ってきました。長谷川 健志ヘッドコーチが掲げた目的は3つ。「最終メンバー12名に残るための最後の競争をすること」「チームとしての完成度を上げること」「メンバーの組み合わせを確認」。結果として2勝しか挙げられませんでしたが、「内容的には決して悪くはなく、日本の良い部分は出すことができました」と手応えを感じています。

 いずれの試合も前半や第3ピリオドまでリードしたり、競った展開をしますが、終盤にやられてしまい勝ちきれない試合が多くありました。「フィジカル強い相手に対し、最後の場面でディフェンスを頑張りきれなかったり、シュートを決められなくなってしまいました。高さに対するリバウンドからの綻びが後半に出てしまい、勝ちきることができず、まだまだ課題は多いです」と長谷川ヘッドコーチはその要因を挙げます。一方、「ディフェンスはこれまでの海外遠征や国際強化試合を含めて、精度は上がっています」と成果も見られました。

 「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」に出場するアジアのライバルたちと対戦した印象を、石崎 巧選手に伺いました。「スタッフ陣が入念にスカウティングしてくれて、その戦略に基づいて試合運びをした上で、勝てる希望は見えたと思います。それをいかに実行し、選手それぞれが目的を常に持った状態で40分間プレイし続けられれば、自ずと良い結果が出せるという印象を持つことはできました」と話しています。

 怪我から復帰し、最後の海外遠征に間に合った金丸 晃輔選手。ニュージーランド戦は3本(15点)、韓国戦も2本(8点)の3Pシュートを決め、復調をアピールしました。「僕の仕事はシュートを打つこと。入る、入らないは別として、チームのフォーメーションの流れの中で打つことができたのは収穫です」と話しており、実戦を通じてコンビネーションも徐々に精度を増しています。第1次強化合宿から雰囲気良く切磋琢磨してきたハヤブサジャパンですが、連敗続きのジョーンズカップでチームの士気が下がることを、大会前から危惧していました。全ての合宿と海外遠征に参加中の石崎選手は、「本番を目の前にし、今回参加した16人みんなが12人に残りたいという気持ちでいますから、自分をアピールするということで、多少は以前のような良い雰囲気ではなくなったかもしれません。それ以上に競争を激しくし、みんながアピールすることを全面に出していたので、悪い方向にはいってはいないです。みんな責任を持ってチーム一丸となってプレイできる選手ばかりですし、本番に向けて良い過程となった大会でした」と話しており、心配は杞憂にすぎませんでした。

 チーム内の最後の競争が終わりました。これまでの強化合宿や海外遠征において、選手たちはそれぞれ切磋琢磨し、ヘッドコーチの期待に応えながら持てる力を発揮してくれました。「12名を決めるのはチームの構成上であり、選手の優劣ではない」ことを長谷川ヘッドコーチは強調し、16名は解散しました。近日中に最終メンバー12名が発表され、9月14日(月)より国内最終強化合宿がスタート。ジョーンズカップで浮き彫りになった課題を克服し、9月23日(水)より開幕するFIBA ASIA選手権へ向けて、仕上げていきます。

 また、9月5日(土)、ハヤブサジャパン 女子日本代表チームがオリンピック出場を決めた試合を、男子日本代表チームも遠征先から応援していました。石崎選手は、「断トツの強さでアジアチャンピオンになったことは良い刺激になり、同じ日本人として喜ばしい気持ちでいっぱいです。女子日本代表から元気をもらえたことで、僕らもやらなければいけないという気持ちになり、何よりも同じくオリンピックの舞台に立ちたいという気持ちが、チーム全体を通して再確認することができました」と話しており、誰が12名に残るかはまだ分かりませんが、最終合宿にはさらにモチベーションを高く持って、本番に向けた最終調整を行なっていきます。