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平成27年度男子U-16日本代表チーム 第5次強化合宿開催報告

2015年10月6日

男子U-16日本代表チームは第5次強化合宿を開催

マークマンを指差し確認し、大きな声を出してディフェンス

 本年10月29日(木)~11月7日(土)の期間、インドネシア・ジャカルタにて開催される「第4回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」まで1ヶ月を切り、平成27年度バスケットボール男子U-16日本代表チームは、10月2日(金)~4日(日)の3日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第5次強化合宿を実施しました。

 今合宿では、8月に実施した第4次強化合宿(ドイツ遠征)の参加メンバー12名に加え、夏季大会での活躍が評価され、常田 耕平選手(正智深谷高校 1年)を追加招集し、13名で実施。初めて代表合宿に参加した常田選手は、「周りからも頑張ってこいという声をいただいたので、悔いの残らないように自分をアピールしていきたい」と意気込みを語ると、初めて教わるトーステン・ロイブルヘッドコーチのバスケットについては「自分のチームでもやったことのないスクリーンを使った練習など、まだ理解できていないことが多いです。まずはみんなと目線を合わせることを意識してやっていきたい」と、自分から理解しようと積極的に取り組み、アピールしていました。

 初日は、午後練習、夜練習と2部構成で行い、最初はディフェンス練習を実施。ロイブルヘッドコーチは、「日本のように小さいチームは、ディフェンスをしっかり頑張らなければ勝機は生まれません。特に、今年のチームは、前回大会の八村 塁選手(明成高校 3年)のようなスーパースターはいませんので、メンタルをタフに持ち、全員で勝つことを意識して練習から取り組んでいます。今回の合宿では、インサイドトラップやハーフトラップなど入れるなどリズムを変えるディフェンスを強化し、いざという時の武器を持てるようにしています」と説明するように、選手たちもまた、全員で頑張ることを意識し、5on5のハーフコートディフェンスの練習では、大きな声でマークマンを確認し、最後のリバウンドまで粘りを見せるなど、活気のある練習を見せていました。

 次回の第6次強化合宿は、大会2週間を切った10月16日(金)~18日(日)に開催され、大会直前に行われる最終合宿と2回の合宿でブラッシュアップしていきます。