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平成28年度男子日本代表チーム 第38回ウィリアム・ジョーンズカップへ向け、第5次強化合宿を実施中

2016年7月20日

篠山 竜青選手(川崎ブレイブサンダース)と岸本 隆一選手(琉球ゴールデンキングス)のマッチアップ

昨シーズン下部リーグNBDLで活躍していた狩野 祐介選手(滋賀レイクスターズ)が日本代表初選出

 「FIBA男子オリンピック世界最終予選(以下、OQT)」で1勝を挙げることが出来ずに予選敗退となった男子日本代表チームは、悔しい思いで終わった一方、OQTを通じて世界における日本の位置を確認することができました。「世界への挑戦の第一歩」をスローガンに掲げて強化を進めてきた「アカツキファイブ」男子日本代表チームは、7月18日(月)より第5次強化合宿を味の素ナショナルトレーニングセンターでスタートさせています。
 台湾・台北市で開催される招聘大会「第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ(以下、ジョーンズカップ)」へ向けた準備とともに、世界のレベルに追いつくための第一歩を踏み出し、さらなるハードワークが始まりました。

 ジョーンズカップに臨むメンバーは、これまで日本代表経験が少ない選手たちをあえて招集しています。その意図について、長谷川 健志ヘッドコーチは以下のように説明してくれました。
「日本のレベル上げるためには、全体的な底上げをしていかないと強くはなりません。そこが日本のウィークポイントでもありました。日本は国際ゲームの数が非常に少なく、トップチームでもなかなか行われていないですし、日本代表も同じメンバーになってしまっており、成長の機会を失ってしまっていました。これまで選ばれなかった選手を招集し、国際ゲームをして自分の長所と短所を把握してもらうことが最大の目的です。彼らはOQTに出場した選手たちと年齢はさほど変わりませんが、この2年ほどを頑張らなければ、もう代表に選ばれることもなくなる可能性もあります。これからプロ選手として成功しなければならない選手たち。日本という中だけではなく、ジョーンズカップを通じてアジアや世界を知る機会にしてほしいと期待しています」

 来年からホーム&アウェイ方式で新たに始まる「FIBAワールドカップ」の出場権を懸けたアジア・オセアニア予選。今年以上に短期間でチームを作り、大会に臨まねばならず、そのためにも日本代表の目指すスタイルを熟知する選手を増やすことが不可欠です。世界の舞台に立った男子日本代表チームは、そこで体感したレベルをベースに強化を進めなければなりません。合宿中は、OQTでのチェコ戦を素材としたビデオミーティングが行われ、コーチ陣の指導も世界を基準に具体例を挙げながら行われています。

 このチームのキャプテンに任命された篠山 竜青選手(川崎ブレイブサンダース)は、唯一、OQTへ向けた日本代表候補選手の中で中国遠征まで残った選手です。「これまで日本は俊敏性やスピード、シュート力を武器にして世界と戦わなければいけないというイメージを持って取り組んでいました。でも、OQTで実際に日本がその舞台で戦ってみると、俊敏性やシュート力もヨーロッパのチームに敵わない部分がありました。危機感を持ってもっとレベルアップしていかなければいけないですし、久々に世界との真剣勝負を体感することができたことは、OQTを戦ったメンバーもさることながら、もっともっと僕らを中心に危機感を持って世界を意識して国内リーグから戦っていかなければいけないと感じています」と気持ちを新たにチームを引っ張ります。

 昨シーズンまで下部リーグであるNBDLを主戦場にしてきた狩野 祐介選手(滋賀レイクスターズ)。Bリーグを控える今オフに、B1の滋賀レイクスターズに移籍し、初の日本代表に選出され、「ビックリしました。全く日本代表に選ばれるとは考えていなかったのでうれしかったですね」と喜んでいます。トップリーグと2部リーグのレベルの差も実感しており、「きつい」と話す一方で、「楽しい」とハードワークを歓迎しています。「今までこんな気持ちなったことはなかったです。練習にしても、試合でもなかなかありませんでした。でも今は、毎日が新しいことの連続です。きついし、ミスもたくさんしますが、楽しいですね」と意欲的に取り組んでいます。また、積極的に声がけをしながら、リーダーシップを発揮しています。

 7月23日(土)の開幕戦へ向けて、さらなる準備を進め、台湾・台北市へ出発します。ジョーンズカップでの目的は、「経験を積ませることが第一」と長谷川ヘッドコーチは言います。篠山キャプテンは、「この短い準備期間でチームを作っていくことが、今後のアジアや世界と戦ったいくためにも日本代表の大きなカギになってきます。その中で一人ひとりの武器を最大限発揮できるようにお互いを尊重し合いながら、しっかり自分の長所を出すこと。チームとしてもそうですが、戦って行く中で一人ひとりが経験して、成長することが日本の底上げにつながります」と話しており、このチャンスを最大限生かすためにも、それぞれが目的を持って臨みます。

※活動の様子は「フォトギャラリー」にてご覧ください。