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ニュース

平成28年度男子U-19日本代表チーム 第1次強化合宿 開催報告

2016年10月24日

積極的にゴールを狙ってアピールする水野 幹太選手(県立福島南高校 3年)

「プレイの幅を広げたい」とレベルアップを図る西野 曜選手(近畿大学附属高校 3年)

 今年7月に行われた「第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」で準優勝となり、来年7月に開催される「2017 FIBA U-19男子バスケットボール世界選手権大会」への出場権を獲得。
 世界へ向け、平成28年度バスケットボール男子U-19日本代表チームは、10月20日(木)~22日(土)の3日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、第1次強化合宿をスタートさせました。

 U-19世代の世界のライバルに対し、「多くはすでにプロとして活躍する選手」とトーステン・ロイブル ヘッドコーチは警戒します。「U-16からU-17は同じユース世代ですが、U-18からU-19は大きく環境が変わります。世界に目を向ければ多くの選手はプロに進み、常に練習する環境があり、その練習相手もオリンピックや世界選手権に出てるようなベテラン選手と競争しているわけです。しかし日本は学生であり、そのギャップはすごく大きいです」と続けます。

 そのギャップを少しでも埋めるべく、大きく変更したのが合宿スケジュールです。「これまでは大会前に集まって練習をしてきましたが、今回は毎月コンスタントに合宿をしていきます。世界と戦うためにはそれくらいの準備が必要です」と話すロイブル ヘッドコーチ。
 来年の7月1日(土)よりエジプト・カイロで開催が予定されている「2017 FIBA U-19男子バスケットボール世界選手権大会」へ向けて、来年の5月まで国内合宿を継続させ、大会間近にとなる6月には世界の強豪を相手に試合ができるように調整を行なっています。

 合宿を継続することはレベルアップを図るとともに、「学校に戻ればスーパースターとなる選手たちであり、気を抜いてプレイしても通用してしまいます。その状況を続けていては世界には追いつけませんので、意識を高く持ち続けるためにも毎月行うことが重要です」とロイブル ヘッドコーチは説明します。世界を視野に入れて練習に取り組む候補選手たちが、所属チームに戻っても高いレベルを継続することで日本全体の底上げにもつながっていきます。

 1998年大会(当時はジュニア選手権)以来、男子U-18日本代表チームは18年ぶりに世界への扉を開けました。しかし、その権利を勝ち獲った選手がFIBA U-19世界選手権に出られるという約束はありません。「その時々で最大のパフォーマンスを発揮している選手を集めるのが日本代表です。今回の合宿も初めて選ばれた選手もいれば、男子U-18日本代表の選考で漏れた選手が戻ってきています。ここからは新たな競争であり、選手の入れ替えはあります」とロイブル ヘッドコーチは合宿が始まると同時に選手たちに伝えました。

 FIBA ASIA U-18選手権を経験した選手たちも、世界へ向けて意識を高く持って取り組んでいます。
 西野 曜選手(近畿大学附属高校 3年)は同じ身長にも関わらず、プレイの幅が広いアジアのライバルたちに刺激を受けています。「高確率でミドルシュートを決めることと、3Pシュートも打てるようになることです。あともう少し落ち着いて、考えてプレイできるように心がけています」と明確な目標を持って練習に励んでいました。
 ポイントガードを務める水野 幹太選手(県立福島南高校 3年)は、「シューターにうまくパスを合わせていくためにも、まだまだ視野の広さが足りていません。そこがヘッドコーチにも求められている部分でもあると思っています。またディフェンスでは、接触した時に相手に良いポジションを取られてしまう場面がありました。良いポジションを取らせないようにするためにも強いディフェンスをしていかなければなりません」と話しており、それぞれが課題を持ってレベルアップを目指しています。

 ロイブル ヘッドコーチはさらに、「プロを相手に練習することでU-19世代は、さらにフィジカルの差が生じてきます。その差を少しでも埋めるために、体作りの根本的なところから佐藤コーチに指導してもらっています」と話しており、佐藤 晃一スポーツパフォーマンスコーチと國友 亮佑S&Cコーチの下、ウェイトトレーニングも重要視して強化を図っています。
 今合宿では、男子U-18日本代表チームで行なってきたことを確認しました。11月19日(土)~21日(月)に行われる第2次強化合宿では、世界で勝つためのスキルや戦術をプラスしていき、さらに積み上げていきます。

※活動の様子はフォトギャラリーにてご覧ください。