ニュース

平成28年度男子日本代表チーム 第8次強化合宿(台湾遠征) 第2戦 試合結果 -SBLの台湾銀行に69-63で競り勝ち、今遠征2連勝-

2016年11月12日

第1ピリオドで9得点を挙げ、日本に勢いを与えた#5満原 優樹選手(サンロッカーズ渋谷)

チームの司令塔として、チームを引っ張った#7篠山 竜青選手(川崎ブレイブサンダース)は10得点

 第8次強化合宿(台湾遠征)を実施している平成28年度バスケットボール男子日本代表チームは、今週末に開幕を控えるSBL(スーパーバスケットボールリーグ/超級籃球聯賽)の2チームと強化試合を実施しています。
 遠征3日目の11月11日(金)、強化試合の2試合目を、台湾銀行と対戦しました。
 つきましては、試合結果について下記の通りお知らせいたします。

 
■平成28年度バスケットボール男子日本代表チーム
 第8次強化合宿(台湾遠征) 第2戦 試合結果

◇2016年11月11日(金) 18:50~ 会場:板橋體育館(新北市)

男子日本代表 ○ 69-63 ● 台湾銀行
(25-12, 11-13, 19-18, 14-20)

【ゲームレポート】
 開始早々、#5満原のバスケットカウントで先制点を挙げた日本は、相手のミスを誘う好ディフェンスを展開し、内外バランスよく得点を挙げ、試合の主導権を握る。第1ピリオドを終えて25-12とリードすると、その後も台湾銀行のチェンジングディフェンスに上手く対応し、得点を重ねていく。55-43と日本が12点リードで迎えた最終ピリオドでは、相手のゾーンディフェンスに攻めあぐね、一時は5点差まで詰め寄られる。しかし終盤の大事なところで、#6比江島が高確率でシュートを沈め、リードを守り抜き、タイムアップ。69-63の7点差で逃げ切り、日本は今遠征を2連勝で終えた。

 第1ピリオド、開始早々、#5満原のバスケットカウントで日本が先制。その後も#35ブラウンのインサイド、#33遠藤と#5満原の3Pシュートが決まり、日本が主導権を握る。一方の台湾銀行は個々の1on1から攻めて応戦し、開始5分で14-9と点の入れ合いとなる。しかしその後、日本はトラップを仕掛けて相手のミスを誘うと、速攻を繰り出し、3連続ゴールで突き放す。終盤、ミスの続く相手に対し、日本は着実に得点を重ね、25-12で第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、序盤、互いにミスが続き、時間だけが過ぎる。しかし、日本は#7篠山を筆頭に動きのあるプレイで得点につなげると、落ち着きを取り戻す。対する台湾銀行は、#68CHANGが果敢にドライブを仕掛けると、さらに自ら3Pシュートを沈め、気を吐く。残り4分、台湾銀行がオールコートプレス、2-1-2のゾーンディフェンスを多用してくると、日本は単調な攻めとなり、ミスが続いて得点が伸び悩む。36-25、日本が11点リードで前半終了。

 第3ピリオド、日本は#7篠山のバスケットカウント、3Pシュートと良い流れを呼び込むと、#6比江島の3点プレイと続き、46-30とリードを広げていく。一方の台湾銀行は、218cmの#50Lukeがリバウンドを頑張ると、#68CHANGの3Pシュート、ミドルショットで応戦する。このピリオドは互いに得点と入れ合いとなり、55-43、日本がリードを保って最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、台湾銀行が2-1-2のゾーンディフェンスに変えてゲームに入ると、日本は攻め手を封じられ、ミスが続く。開始4分間で2点のみと苦しい状況の日本に対し、台湾銀行は#50Lukeがインサイドで奮闘し、じわじわと追い上げる。日本は一桁点差となったところでタイムアウトを要求するが、悪い流れを断ち切ることは出来ず、逆に台湾銀行に連続3Pシュートを許し、残り3分半で61-56の5点差に詰め寄られる。しかし日本は、#6比江島が速攻から高確率なシュートで連続得点を挙げると、最後は#35ブラウンの迫力あるブロックショットの活躍もあり、勝負あり。最終的に69-63、日本が7点差で逃げ切り、白星を挙げた。

 今遠征を終えた男子日本代表チームは、11月12日(土)に帰国する。

 
■強化活動
<第8次強化合宿(台湾遠征)>

日 程:2016(H28)年11月8日(火)~12日(土)
渡航地:台湾・新北市

※11月8日(火)は味の素ナショナルトレーニングセンターにて練習実施
※11月10日(木) 練習試合① 対戦相手:台湾ビール
※11月11日(金) 練習試合② 対戦相手:台湾銀行