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平成29年度男子U16日本代表チーム 第1次強化合宿 開催報告

2017年4月12日

松尾 海我選手(尽誠学園高校 1年)は積極的な選手たちを生かしながらコントロールすることを心がける

フィジカルが向上し、インサイドで力強いプレイを見せる岩﨑 光瑠選手(近畿大学附属高校 1年)

 平成29年度バスケットボール男子U16日本代表チームは、4月7日(金)~9日(日)までの3日間、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)にて、第1次強化合宿を実施しました。
 新年度を迎え、多くの選手たちが高校生となった今合宿は、昨年度から数えて6回目の強化合宿であり、今年1月に実施したチェコ遠征メンバーを中心としながら強化を積み上げてきています。

 ディフェンスを徹底し、オフェンスのバリエーションを増やす練習を継続してきたことで、トーステン・ロイブルヘッドコーチが目指すべきコンセプトが浸透し始めています。
 「質の高い練習ができ、想像していた以上にスクリメージも素晴らしかったです」と、ロイブルヘッドコーチを驚かせるほど強化は順調に進んでいました。しかし最終日、男子U19日本代表候補のシェーファー アヴィ幸樹選手(ブリュースターアカデミー)も所属していた東京サムライに胸を借りて行われた練習ゲームでは、期待していた結果は得られませんでした。

 「日本代表に重要なのは勝負強い選手です。それは技術以上に精神力が強くなければならず、チームとして向上していくためにも一番重要な要素です。ミスがあった時などに流すことなく、何かしらの行動を取ることができる選手が日本代表には必要です」とロイブルヘッドコーチは課題点を指摘します。
 (今秋に開催予定の)本番までは、準備する時間はあります。こうした実戦を通して課題が明確になったことはさらに成長できるチャンスであり、ロイブルヘッドコーチも前向きに捉えています。

 このチームの特徴について、ロイブルヘッドコーチは、「ビッグマンはいないですが、平均身長は高く、みんな同じようなプレイができます。相手にとっては選手個々の特徴が分かりづらく、また大きくても走れるチームなのでペースアップできます」と言います。
 積極的に得点を取りにいく選手が多い中、ポイントガードの松尾 海我選手(尽誠学園高校 1年)は、「どうやってゲームを作るか、選手がどこにいるかなど、全体を見ながら声を出して考えてプレイ」することを心がけています。そのためにもコミュニケーションが重要であり、リーダーシップを持ってチームメイトを生かしながら、勝利に導けるよう実践しています。

 また、リバウンドを取って貢献していた岩﨑 光瑠選手(近畿大学附属高校 1年)は、高校生になり、「体重を増やすことを頑張ってきましたが、最近になって増えてきました。相手が強くてもフィジカルで負けないように、リバウンドとインサイドプレイをまずは意識していました」と言うように、少しずつ努力が実を結び始めています。
 リバウンドは取れていたのですが、セカンドショットが決められない惜しい場面もありました。「もっとフィジカルを強くし、自信を持ってシュートを打てるようになれば、入るようになると思います」と話しており、国際大会でも通用する体力作りは、今後も継続していきます。

 昨年10月から継続的に強化合宿を行なってきたことで、今春から高校生になったばかりの選手たちにとっては、少なからず自信を持って新たな環境を歩み始めることができたようです。
 松尾選手は、「高校生は身長が大きい選手がたくさんいます。でもU16日本代表も身長が高いので、これまでの合宿で試してきたドライブに行った後のシュートセレクションは、高校に行っても武器になると思っています」と手応えを感じており、さらなる成長に期待が高まります。

 今秋10月か11月に開催が予定されている「FIBA U16 Asian選手権大会2017」へ向けて、まだ時間はあり、サバイバルは続きます。
 ロイブルヘッドコーチは、現時点において、シューターが弱い部分と感じています。夏のインターハイはもちろん、現在3名いる中学生も対象であり、第47回全国中学校バスケットボール大会でも、選手を発掘する機会となります。新たな環境となり、大きく成長できる夏へ向け、さらなる選手の台頭にも期待しながら、最強チームを作れるよう取り組んでいきます。

 次回、男子U16日本代表チームの第2次強化合宿は、5月14日(日)~5月17日(水)に予定されています。

※活動の様子はフォトギャラリーにてご覧ください。