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平成23年度女子U-24(ユニバーシアード)日本代表チーム 第3次強化合宿(トルコ遠征) 第4戦 vsイスタンブール学生選抜

2011年7月10日

 7月3日より第3次強化合宿(トルコ遠征)を行っているバスケットボール女子U-24(ユニバーシアード)日本代表チームは。滞在5日目、イスタンブール学生選抜と対戦しました。

 第3次強化合宿(トルコ遠征)第4戦は、イスタンブール学生選抜との対戦となった。イスタンブール大学は、18〜25歳の選手で構成されたセレクションチーム(※日本のWJBLのチームの一つと同じ)で、インサイドのビッグセンターを中心に攻撃を組み立て、U-20トルコ代表チーム以上に体の当たりが激しくパワーのあるチームであった。

 前半は、オールコートのプレッシャーディフェンスでミスを誘い、ブレイクにつなげる日本のペースで試合が展開された。だが後半に入り、激しい体の当たりに徐々に疲れも見え始め、日本がミスを連発して一気に点差を詰められ、残り14秒でついに逆転を許す。しかし#5佐藤がシュートファウルを誘いフリースローを沈め、85-85の同点で試合終了となった。

 第1ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#6栗原、#9阿部、#11園田。今までのチームに比べてディフェンスのプレッシャーが強く、ポストにパスが入らずミスが続く。しかし日本は、#5佐藤の連続3Pシュートで勢いに乗り、ディフェンスからのブレイクで得点を重ねる。27-15、日本が12点リードで終了。

 第2ピリオド、スターティングメンバー#7松澤、#8池内、#10藤岡、#13伊集、#14篠崎。出だし、日本は#8池内の3Pシュートや#14篠崎の1on1で36-21までリードを広げる。対するイスタンブールは、オールコートのゾーンディフェンスを仕掛けて日本のミスを誘い、そこから連続得点で追い上げる。42-32の10点差まで詰められるが、日本リードのまま前半終了。

 第3ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#9阿部、#10藤岡、#14篠崎。日本は単調なシュートが続き、イスタンブールにリバウンドを支配される。さらには、ブレイクでの得点を許し、44-42と2点差まで詰め寄られる。だが、そこから#4天野、#9阿部が積極的に1on1で攻め込み相手にペースを与えない。60-49と日本が11点リードで最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#9阿部、#11園田、#14篠崎。開始早々、日本は立て続けにパスミスをし、一気に71-68の3点差となる。ここから#4天野、#7松澤、#14篠崎らが得点を重ねるが、相手もドライブからの合わせのシュートが決まり、3点差の均衡したラリーが続く。残り50秒、イスタンブールに3Pシュートを決められ同点、日本の攻撃が24秒オーバータイム。残り14秒には、相手にサイドスローインのセットからゴール下に走り込まれ、日本がシュートファールを犯すと、フリースローを決められ逆転される。だが諦めなかった日本は残り11秒、#5佐藤が1on1をしかけるが決まらず相手にリバウンドをとられるが、すぐさま#14篠崎がスティール、こぼれたルーズボールに#5佐藤が飛び込み、シュートを狙う。これがシュートファウルとなり、フリースローのチャンスを確実に沈め85-85、同点で試合を終えた。

 日本は大きいチームに対しても積極的にゴールに向かい、リバウンドシュートや1on1でフリースローの数が増え収穫となった。だが、コミュニケーション不足からターンオーバーが何度も起こり、次回のゲームへの課題になった。

 次回、7月8日18:00より、再度イスタンブール学生選抜と対戦する予定である。