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第9回FIBA U-19女子世界選手権大会 2次ラウンド 第6戦 vs中国

2011年7月28日

 第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会、2次ラウンド第3戦。グループEに属し、昨日準々決勝進出を果たした日本は、グループA3位の中国と対戦しました。
 
 第1ピリオド、立ち上がり、高さのある中国はセンター陣にボールを集め得点を狙う。それに対し日本はファウルがかさみ、相手にフリースローを与えてしまう。残り8分、#13高田が3Pシュートを沈め、ようやく初得点を挙げると、その後#14内野と#6本川が続けて3Pシュートを決め、12-13と追い上げる。だが、中国は変わらずミスマッチを生かしたゴール下でのプレイで加点。残り3分には、日本も#13町田、#6本川がドライブを決め応戦し16-17。終盤、中国はフリースローやオフェンスリバウンドで得点を重ね、16-24の8点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、日本は2-3ゾーンディフェンスに変えスタート。また速攻でシュートを沈め、18-24と6点差にする。一方の中国はインサイドで得点を重ねる。その後、日本は、シュートを打つが入らず苦しい展開。ただし、得点は動かず20-28と止まったままで試合が進む。すると、日本#4瀬崎の3Pシュートがようやく決まり、23-28の5点差に詰めるが、すぐさま中国は#9と#14の連続得点で主導権を譲らず、一進一退の攻防を繰り広げる。終盤、ファウルがかさんだ日本に対し、中国は#14らを中心にファウルを誘うインサイドプレイで攻め立てる。29-41、12点ビハインドで前半を折り返す。
 
 第3ピリオド、日本は第2ピリオド同様に2-3ゾーンディフェンスで開始。序盤、日本は#13高田がドライブで得点するも、その後続かず、開始4分間で2得点と苦しい時間帯。その間、中国は#8と#11が3Pシュート、そしてインサイドと内外バランス良く加点する。残り6分23秒、31-56と中国に大量リードを許した日本は、たまらずタイムアウトを要求。だが、その後も流れを掴めず、中国のセンター陣を抑えることが出来ず、#14にバスケットカウントや#11にリバウンドシュートを許す。残り4分、日本は#14内野が果敢に攻め得点のチャンスをつくりリズムを取り戻すと、その後次々と得点を沈める。だが、中国も高さを生かしたプレイで入れ返し、40-66で終了。
 
 第4ピリオド、日本は#6本川の3Pシュート、#11大濱のジャンプシュート、#8野添のフリースローが決まり追い上げを見せるが、中国の得点を抑えることが出来ず、なかなか思うように差は縮まらない。その後も点の入れ合いが続くなか、日本は#5本川が奮起し加点、中国は#11がトライブで攻める。残り2分、57-80と大きく点差を広げられた日本は、速攻を出しシュートを狙う。終盤、本来のリズムを掴めない日本に対し、中国は手を緩めず、最後には#8が3Pシュートを決めタイムアップ。59-87、日本は相手のインサイドプレイを止められず、敗戦した。
 
 2次ラウンドの全試合が終了し、日本はグループEを3位で準々決勝進出が決定しました。
 明日の休息日を挟み、29日(金)の準々決勝(ベスト4決定戦)に挑みます。
 準々決勝は、29日(金)の16:30(※日本時間30日5:30)よりグループFを2位通過したオーストラリアと対戦します。