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「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」Window1 開幕ホームゲームはフィリピンに71‐77で惜敗

2017年11月25日

前半で4ファウルしてしまった責任を感じる#24田中 大貴選手(アルバルク東京)だが、後半は対応し得点を伸ばす

悪い流れを打破していったエース#6比江島 慎選手(シーホース三河)

 「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」開幕戦が11月24日(金)、満員となった駒沢体育館にて行われました。FIBAランキング30位は日本の50位よりも格上であり、14年間勝つことができていないフィリピンと対戦。ホームコートアドバンテージでの大歓声を味方に歴史を変えるために挑んだ「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームでしたが、あと一歩及ばず71-77で敗れ、開幕戦を飾ることはできませんでした。

 この1ヶ月間、ボックスアウトを徹底してきただけあり、フィリピンの48本に対して日本も46本と互角のリバウンド数を挙げ、その成果は見られています。フリオ・ラマスヘッドコーチはディフェンスとリバウンドに関しては評価していました。しかし、15本のターンオーバーと34.8%しか決められなかったシュート率だったために、「勝つチャンスを逃してしまいました。我々の改善点はオフェンスの部分です」と課題を挙げ、悔しい敗戦であることは変わりません。

 立ち上がりこそシュートが入らない重たい展開でしたが、それを打破したのがエースの#6 比江島 慎選手(シーホース三河)でした。「コーチはペイントエリアにアタックするプレイを好むので、僕が出たらアタックして行くことは決めていました」と的を絞ったオフェンスで仕掛け、日本に良い流れをもたらせていきます。チームハイとなる20点を挙げた比江島選手ですが、そのうちの14点は前半で決めています。

 「前半は比江島選手が引っ張ってくれましたが、個人的にファウルがかさんでしまったことで彼が一人で戦っていた分、後半はきつくなってしまったんだと思います」と言う#24 田中 大貴選手(アルバルク東京)は前半で4つのファウルを犯してしまっていました。「比江島選手を休ませてあげることができなかったのは自分の責任です」と反省しきり。しかし、その後はレフェリーにしっかり対応し、ファウルアウトすることなく我慢してコートに立ち続け、最後まで戦ってくれました。

 反省点もさることながら、14年間勝つことができなかったフィリピンと対等に戦えたことに、選手たちは少なからず手応えを感じています。第3ピリオドに逆転の3Pシュートを決めた#88 張本 天傑選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、「ボールが回ってきたら全力でプレイし、自分の持ち味を出せるように意識しており、そこはできていたと思います」と少ない時間でも役割を果たしました。#24 田中選手も、「決められたルールを徹底できず、簡単にゴール下からやられてしまったのはもったいなかったです。でも、その後に追いつけたことはプラスに考えて良いと思います」と簡単に崩れない粘り強さが見られました。ラマスヘッドコーチも重たい序盤に戦術を変えたり、選手を頻繁に交代しながら流れを変えるとともに、「選手たちの気持ちも変わっていきました」と危機的状況からプラスに転じたことは、一つの成長として捉えています。

 開幕戦は敗れてしまいましたが、すぐさま次戦がやってきます。フィリピン戦の翌日11月25日(土)には、アウェーゲームに向けてオーストラリアへと旅立ちます。帰国したフィリピンも同様に、11月27日(月)にホームで行われるチャイニーズ・タイペイ戦に備え、両チームとも慌ただしく日本を離れます。次戦の相手であるオーストラリアは、チャイニーズ・タイペイとの第1戦を104-66で快勝しています。

 ラマスヘッドコーチは、「オーストラリアは強敵であり、重要な試合になります。グループリーグの中でも一番強いチーなので、100%またはそれ以上の力を出せない限り、勝つことは難しいと思います。しかし、勝つために必要な要素をしっかりと引き出せるように頑張ります」と語り、日本のチャレンジは続きます。

 オーストラリア戦は、11月27日(月) 17:30(現地時間 19:00)よりティップオフ。
 この試合は「BSフジ」で放送される他、CS放送「フジテレビNEXT」で生中継、また「スポナビライブ」と「DAZN(ダ・ゾーン)」にてLIVE動画配信されます。
 FIBAワールドカップ出場に挑む「AKATSUKI FIVE」へご声援していただくとともに、世界トップレベルとの戦いをぜひお見逃しなく。