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第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会 大会最終日、日本は102-56で韓国を下し、初優勝!

2011年12月12日

 第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会は、大会最終日。2大会連続で決勝進出と、U-17世界選手権の切符を掴んだ日本。残る「優勝」の二文字を掴むため、気合いを入れて臨んだ決勝戦、予選ラウンドでは83-67で破った韓国と対戦しました。

 第1ピリオド、開始早々、日本は#8山田のシュートで先制すると、オールコートプレッシャーディフェンスから相手のボールを奪い、#4中村、#6馬瓜がシュートを沈め、開始5分57秒で10-3と好スタートを切る。一方、韓国は#7を中心に攻めるも、日本がオフェンスを完全にアジャストし、24秒オーバータイムが目立つ。その後も苦しい時間帯が続く韓国に対し、日本は#6馬瓜の高確率なシュートなどでリードを伸ばし、23-14で終了。

 第2ピリオド、日本の足は止まらず、#7永井のシュートや#9酒井の3Pシュート、#4中村のゴール下の頑張りで、一気に突き放しにかかる。しかし韓国も、負けじと#8の3Pシュートや#14のリバウンドシュートなどで応戦する。その後、日本の勢いは止まらず、#6馬瓜のポストプレイや#10宮崎のシュートが冴え渡り、じわじわと点差を広がっていく。47-25、日本リードで前半を折り返す。

 第3ピリオド、疲れの残る韓国チームに対して、日本は、開始早々に#10宮崎が3Pシュートを決め、良いスタートを切る。その後も勢いは止まらず、#5畠中のジャンプシュート、#9酒井、#10宮崎の速攻で得点を重ねていく。さらには、開始4分が過ぎ、韓国のファウルがこみ始めると、そこから日本は#4中村がフリースローのチャンスを得て、確実に得点に結びつける。75-43、日本がリードを保ち、最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、韓国は#8と#14を筆頭に反撃のチャンスを伺うが、気合いを入れ直した日本は、粘り強いディフェンスから#8山田の連続シュートなどで流れを渡さず、残り3分58秒、#7永井の得点で92-51の41点差に広げる。残り3分を切り、勝負が見えた日本は、ベンチメンバーを送り出す。その後も日本は攻撃の手を緩めることなくリードを伸ばし、102-56、日本は全員出場、全員得点と、全スタッフと選手12名の総力で勝ち取り、大会7連勝で初優勝を決めました。

 大会最終日に行われた3位決定戦および決勝戦の結果は下記のとおりです。

■3位決定戦
  中国(予選2位) ○ 105-69 ● チャイニーズ・タイペイ(予選4位)

■決勝戦
  日本(予選1位) ○ 102-56 ● 韓国(予選3位)

 今大会の最終順位は下記のとおりです。

[最終順位]
 優 勝:日本(初) ※
 準優勝:韓国 ※
 第3位 :中国
 第4位 :チャイニーズ・タイペイ
 ※のチームは「第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会(2012年8月17日~26日、オランダ)」の出場権を獲得。

 
 大会8日間にわたり、たくさんのご声援ありがとうございました。
 今回活躍した女子U-16日本代表チームは、12月12日(月)に日本へ帰国し、今回のメンバーの大半の選手が、すぐさま自チームに戻り、高校生にとっての最大イベントであるJX-ENEOS ウインターカップ2011へ挑みます。

 「東日本大震災」被災地復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2011 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では、今回の女子U-16日本代表チームメンバーをはじめ、10月に銅メダルを獲得した男子U-16日本代表チームメンバーも出場、さらに高校3年生にとっては最後の大会となります。

 是非会場へ足を運んでいただき、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。