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FIBAオリンピック世界最終予選 大会第2日目 現地レポート

2012年6月27日

 ロンドンオリンピック世界最終予選大会 第2日目、いよいよハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、開催国トルコとの初戦に臨むため、第3試合に登場。その前に行われていた2試合とも、初戦を迎えた格上チームが苦戦を強いられる結果となりました。FIBAランキング9位の韓国は、同37位のモザンビーク相手に危うい試合展開の末、71-65で辛勝。続くニュージーランド(同16位)vsアルゼンチン(同11位)は最後までもつれた末に54-51で、こちらもアルゼンチンが辛くも勝利。勝った両チームとも決勝ラウンド進出を決めました。

 そして初戦を迎えた我らがハヤブサジャパン。トルコよりも早くコートに入り、ウォームアップを開始。赤いトルコ国旗が多い観客席ですが、しっかりと日の丸も振られており、ハヤブサジャパンにとっては心強いサポートを受ける中、運命のティップオフを迎えました。
 試合の入り方が大事であることはこれまでも意識して準備してきました。この試合前にもチームとして話し、選手同士でも声をかけ合って試合に入りましたが、ファウルで与えたフリースローや3Pシュートで連続得点され、立ち上がり早々からリードを許し、第1ピリオドを終え8-16。リバウンド数全体(前半/日本13本:トルコ19本)を見ればさほど離れていないのですが、7本獲られたオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを決められてしまい23-36、13点差とさらに点差が開いて前半終了。

 後半開始早々、#5髙田のフリースロー、#7矢野の3Pシュート、そして本日チームハイとなる17得点を挙げた#6間宮のジャンプシュート、この3連続得点で30-36、6点差まで追い上げます。しかしトルコは、3Pシュートやポストからうまく合わせてゴールを重ね、再び13点差となる39-52で第3ピリオド終了。最終ピリオド、トルコが次々と得点を挙げる中、日本のシュートが決まらず39-61、この試合最大となる22点差まで離されてしまいました。流れを変えるべく#4大庭を投入すると、その#4大庭から#6間宮へ良いパスが通り、ようやく得点が動きましたが、点差を縮めることはできず、49-65で黒星スタートを喫しました。

 試合後の内海ヘッドコーチ、選手のコメントをご紹介します。

内海 知秀ヘッドコーチ
 今日のゲームは、出だしのところで非常に点数が伸びず、試合の入り方としては良くなかったです。走りの中で点数が獲れなかったのが、点数が伸びなかった要因です。相手を65点に抑えられたことは想定内でしたが、反対に自分たちが49点しか獲れず、明日はさらに伸ばしていかねばならない点です。ファストブレイクでの得点、相手のディフェンスが戻る前の得点が無かったのが、点数が伸びなかった大きな要因でもあります。しかし、ペイント内での得点源として#6間宮、#5髙田は頑張ってくれました。外角シュートがもう少し得点を獲ることが非常に重要であり、その面が顕著に出たゲームとなりました。

#13 大神 雄子キャプテン(JXサンフラワーズ)
 この世界最終予選は順位を決める大会ではなく、オリンピックに行くかいかないかというすごい大会です。自分たちも結果を求められている今日の試合で、こういう結果しか出せなかったことが歯がゆいです。気持ちも入っていたし、しっかり練習もしてきたのに、なぜかうまく合わず、もがいているような状態です。しかし、何かきっかけがあれば一つのチームとして向かっていけると思っています。この試合が全てではありません。明日、もう一度チームが一つになって向かっていきますので、皆さん自分たちにパワーをください。

#12 吉田 亜沙美選手(JXサンフラワーズ)
 勝てる試合だったと思います。自分たちのミスが目立ってしまいました。リバウンドでは、センター陣が獲れなかった時に、フォワードとガード陣がルーズボールで獲りにいってあげることができませんでした。しっかりリバウンドを獲っていればファストブレイクにつなげることができたと思います。前半に連続してリバウンドを3本獲られたり、リバウンドを獲られた後のセカンドショットでやられたことが、結果的に13点離れて前半を終えてしまった原因です。リバウンドを獲れていれば、それほど点差を離されることはなかったですし、後半も追い上げている場面で、大事なところのリバウンドが獲れず、オフェンスのミスも目立ってしまいました。しかし、良いところもあったと思います。明日もありますのでしっかりと切り換えて、またチームで頑張っていきたいです。

#6 間宮 佑圭選手(JXサンフラワーズ)
 チームとしても、個人としても、ハッキリと良いところと悪いところが見えた試合でした。後半出だし、オフェンスではチームとして良い流れができた時に6点差まで詰めることができましたが、逆にここで1本という時にバラバラになってしまって13点差まで開いてしまいました。バラバラになってしまう原因として、まだリバウンドにいかなければいけないという意識の方が強く、相手をいかせずに抑えることの方が必要です。そういう小さなところからズレが生じていると思いますので、明日の試合は絶対にそうならないようにします。

 この試合結果により、2勝目を挙げて予選ラウンドを終えたトルコが予選グループAを首位通過することが確定しました。次戦に控えているプエルトリコ戦がますます重要になったことは言うまでもなく、勝った方が決勝ラウンド進出となります。
 プエルトリコの印象と、どちらも後がない試合へ向けて内海ヘッドコーチは、「1on1が非常に強く、特にガード陣が強いチームですので、どれくらいしっかり守れるか、反対に我々がしっかりと点数を獲っていけるかが大事になります。相手もガード陣が早いので、トランジションの中からどれだけ点数が獲れるかが重要であり、インサイドも含めてもう少し走ることが多い展開にしなければいけません。明日はどちらも勝たなければいけない試合になりますので、簡単に行かず、タフなゲームになります。どれだけ自分たちが我慢しながら戦い、我慢しながらも、大胆さが必要になってくると思います」と、プエルトリコ戦へ向けてコメントしました。

 6月27日(水)は早くも予選ラウンド最終日。勝たなければ、オリンピックへの道が絶たれる重要な試合です。もちろん、大会に入る前から全てが重要な試合であることは分かっています。しっかり気持ちを切り換え、オリンピック出場への望みを繋ぎます。

 プエルトリコ戦は、6月27日(水) 16:45(現地時間) 試合開始。このプエルトリコ戦も、NHK BS1にて22:45より生放送されます。
 会場で、テレビで、ぜひともご声援をよろしくお願いします。もちろん、ハヤブサジャパンは応援していただいている皆さんの期待に応えられるよう、全力で勝ちにいきます。