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FIBA女子オリンピック世界最終予選 本日、大会休息日。オリンピック出場決定戦は、明日開催!

2012年6月28日

 「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」第4日目は大会休息日。予選ラウンドを通過したハヤブサジャパン女子日本代表チームは、準々決勝・チェコ戦へ向けた調整を行い、しっかりと休息もとって、万全な体制でオリンピック出場決定戦に向かえるよう備えます。

 対戦相手のチェコはFIBAランキング4位(日本15位)と、今大会参加国の中で一番上位にいる強豪チーム。予選ラウンドの結果は、ニュージーランドに70-51、アルゼンチンに68-54と2連勝し、首位通過を決めました。平均身長186cmと高身長揃いのチームであり、PGの#9 HORAKOVA選手は179cm。165cmの#12吉田 亜沙美選手(JXサンフラワーズ9と比べて15cmも高いマッチアップとなります。また、このHORAKOVA選手は、2010年にチェコで開催されたFIBA世界選手権のMVPにも選ばれた世界最高峰プレイヤーです。
 その世界選手権での結果は60-66と惜敗。しかし、対戦したことがあるという経験を有利に働かせたいところです。絶好調の#6間宮 佑圭選手(JXサンフラワーズ)が1試合平均23点で得点ランキングトップに躍り出たことなど好材料も多く、ハヤブサジャパンの調子は上向きです。勝負は相手の良さを消すこともさることながら、自分たちのバスケットをいかに出せるかが重要になります。内海 知秀ヘッドコーチは「我々はひとつひとつのゲームに向かって戦うだけです」と言い切りました。

 また、2010年FIBA世界選手権に出場するも、当時はベンチメンバーだった#5髙田 真希選手(デンソーアイリス)は、「大きな選手に対してどう攻めるかが自分の課題です。チェコとの対戦は、自分の成長を試せる相手だと思っています。積極的にシュートを打ち、ドライブに行ってファウルをもらえるように強く攻めることを心掛けたいです」と話し、2年間の成長とハヤブサジャパンのスターターを勝ち取った誇りを持って立ち向かいます。

 ロンドンオリンピック出場を賭けた準々決勝 日本vsチェコ戦は、明日6月29日(金)16:45(日本時間22:45)より運命のティップオフ。この模様は、NHK-BS1での生放送が決まりました。
 オリンピックへの壁はあと1枚となったチェコ戦の勝利を信じ、さらなるご声援をよろしくお願いします。

準々決勝:オリンピック出場権決定戦 全対戦カード
14:30(日本時間20:30)~ クロアチア(グループC 1位) vs カナダ(グループD 2位)
16:45(日本時間22:45)~ チェコ(グループB 1位) vs 日本(グループA 2位)
19:00(日本時間25:00)~ トルコ(グループA 1位) vs アルゼンチン(グループB 2位)
21:15(日本時間27:15)~ フランス(グループD 1位) vs 韓国(グループC 2位)
※勝ったチームはオリンピック出場が決定となり、今大会は終了。
※敗れた4チームによるトーナメントで残り1枠のオリンピック出場権が争われる。