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平成30年度女子日本代表チーム 第1次強化合宿開催「日本のバスケットの未来は明るい」

2018年4月24日

モチベーション高く復帰したオリンピアンの藤髙 三佳選手 (トヨタ自動車 アンテロープス)

女子日本代表候補初選出の井上 愛選手 (新潟アルビレックスBBラビッツ)

 第19回WリーグはJX-ENEOSサンフラワーズの10連覇で幕を閉じ、世界に挑むAKATSUKI FIVE 女子日本代表のシーズンが到来しました。今年は8月14日からインドネシアにて「第18回アジア競技大会」、9月22日からスペインで「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018」が開催されます。層の厚い女子日本代表は2チームを編成して各大会に臨みます。Wリーグ選手から高校生まで52名を選出し、4月15日(日)〜25日(水)まで味の素ナショナルトレーニングセンターにて第1次強化合宿がスタートしました。

 昨年、女子日本代表がアジアカップ3連覇を果たし、女子ユニバーシアード日本代表は銀メダルを獲得女子U19日本代表も世界ベスト4となり、そして女子U16日本代表はアジア準優勝とすべての大会で好成績を収めました。トム・ホーバスヘッドコーチと各カテゴリーのヘッドコーチは情報を共有し、ジャパンズウェイを確立しはじめたことで良い流れに乗っています。今年は多くの選手を選考し、東京オリンピックへ向けて日本代表のシステムを理解してもらうことも大事な目的です。「もしトップチームにケガ人などのアクシデントが起きてもすぐに補強できるとともに、ここにいるすべての選手にチャンスがある」とホーバスヘッドコーチはそのメリットを挙げています。さらに、「今回の合宿はすごく素晴らしい。日本のバスケットの未来は明るい」と言い切るほど、良いスタートを切ることができました。

 FIBAワールドカップ出場チームはホーバスヘッドコーチが、アジア競技大会出場チームは藪内夏美ヘッドコーチがそれぞれ指揮を執ります。過去3大会のアジア競技大会は銅メダルに終わっており、最後に決勝戦に進んだのは20年前(1998年大会)まで遡らねばなりません。藪内ヘッドコーチは「必ず金メダルを獲ってくるとともに、日本はアジアカップチャンピオンであるプライドを持って大会に挑みたいです」と抱負を語り、20年ぶりの優勝を目指します。

 昨シーズンまではこの時期に渡米し、WNBAのシアトル・ストームで活躍していた渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)ですが、「東京オリンピックでメダルを獲るためにも、FIBAワールドカップは現状のレベルを知ることができる良い機会だと思ってます。そのためには途中から合流するより、他の選手を知ることや自分のことを知ってもらうためにも一から代表活動に参加したいという気持ちで決断しました」。昨年はWNBAに専念したことでFIBAアジアカップには参加せず、ホーバスヘッドコーチ体制となった女子日本代表メンバーの座を勝ち獲るためにもアピールしなければいけないと危機感を持っています。「みんなが残りたい、日本代表になりたいという強い気持ちが出ている合宿ができています」と感じており、激しい争いが繰り広げられています。

 同じく日本代表への復帰を目指すのは、リオデジャネイロオリンピック時に右手をケガしながらも次々と3Pシュートを決めていった藤髙 三佳選手 (トヨタ自動車 アンテロープス/旧姓:栗原)。昨年のアジアカップ3連覇したチームには水島 沙紀選手、近藤 楓選手、長岡 萌映子選手、馬瓜 エブリン選手と所属するチームメイトが活躍。その姿を見て「すごくうれしかったですし、次は私も一緒にがんばりたいとなったことが大きかったです」と新たな意欲を持って合宿に臨んでいます。

 初選出となった井上 愛選手 (新潟アルビレックスBBラビッツ)は、「なんで?」と選出されたときは驚いたそうです。「でも、周りの方々に『がんばっていた姿を見ていてくれたんだよ』と言われましたし、選んでくれたトムヘッドコーチには感謝しています」という気持ちを持って参加し、臆することなくコート上で表現していました。個人として日本代表に選ばれる目標とともに、「ここで多くのことを吸収し、それをチームに持って返って還元していく責任も持たなければいけません。来シーズン、トムヘッドコーチが試合を見に来たときに少しでも変わったところを見せられるようにしたいです」と所属チームの代表でもあります。それは他の選手も同じであり、日本最高峰のバスケットを余すことなく吸収すべく、集中して取り組んでいました。

 第1次強化合宿を終えたあとに最初の選手選考があり、5月1日(月)からはじまる第2次強化合宿を経て、FIBAワールドカップとアジア競技大会へ臨む2チームに振り分ける予定です。しかしホーバスヘッドコーチは、「みんな特別な力を持っている選手たちです。選考する立場としてはとても難しくなっています」と悩んでいました。「裏を返せば、少しずつ日本のバスケレベルが高くなっている証拠です」とも話しており、切磋琢磨しながら2つの最強チームを作っていきます。

■バスケットボール女子日本代表国際強化試合2018 三井不動産カップ」
①東京大会
日時:2018(H30)年6月8日(金) *試合開始時間:調整中
会場:アリーナ立川立飛 (所在地:東京都立川市泉町500-4)
対戦カード:女子日本代表チーム vs 女子チャイニーズ・タイペイ代表チーム

②新潟大会
日時:2018(H30)年8月5日(日) *試合開始時間:調整中
会場:アオーレ長岡 (所在地:新潟県長岡市大手通1-4-10)
対戦カード:女子日本代表チーム vs 女子カナダ代表チーム

③群馬大会
日時:2018(H30)年8月7 日(火) *試合開始時間:調整中
会場:高崎アリーナ (所在地: 群馬県高崎市下和田町4-2-1)
対戦カード:女子日本代表チーム vs 女子カナダ代表チーム

■第18回アジア競技大会 バスケットボール競技 大会概要
【日 程】 2018(H30)年8月14日(火)〜9月2日(日)
【開催地】 インドネシア / ジャカルタ、パレンバン

■FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018 大会概要
【日程】 2018(H30)年9月22日(土)〜9月30日(日)
【開催地】 スペイン / サンタ・クルス・デ・テネリフェ
【予選ラウンド組み合わせ】
グループA: カナダ、フランス、ギリシャ、韓国
グループB: アルゼンチン、オーストラリア、ナイジェリア、トルコ
グループC: ベルギー、日本、プエルトリコ、スペイン
グループD: 中国、セネガル、アメリカ、ラトビア