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第4回FIBA ASIAカップ 第8日目 ハヤブサジャパンの準決勝vsカタール戦は、9月21日(金)19:00試合開始

2012年9月21日

 「第4回FIBA ASIAカップ」もあと2日。大会というのは生き物であると感じます。試合を重ねるごとに調子を上げるチーム、または思わぬ敗戦から失速するチームなど、チーム状況が思わぬきっかけで変わるのもまた、長丁場となる大会ならではです。会場にお越しいただいた皆様の大きな声援のおかげで、1試合1試合着実に成長を遂げているハヤブサジャパン 日本代表チームは昨日、中国を60-50で破りベスト4進出を果たしました。そして本日、19:00より準決勝カタール戦を迎えます。

 カタールとは今大会の初戦で対戦し、73-69で辛勝したハヤブサジャパン。カタールはその後、インドに圧勝しましたが、イランとは延長戦の末に敗れ、チャイニーズ・タイペイには逆転ブザービーターアリウープを決められて連敗し1勝3敗、4位でグループBを通過しました。しかし、準々決勝ではグループA 1位のレバノンに粘り強く戦って逃げ切り、ベスト4進出を決めます。その原動力となったのが、予選ラウンド日本戦は怪我のためベンチにいなかった#12JOHNSON III選手。NBAで数日ながらもプレイした実績のある帰化選手が、チャイニーズ・タイペイ戦から復帰しています。193cmのガードながら、レバノン戦では積極的にゴールへアタックし、28得点を挙げる活躍を見せました。カタールの指揮官であるトーマス・ウィスマンヘッドコーチも、「JOHNSON III選手が入ってからチームも落ち着いてプレイできている」と話すとおり、悪い流れになると選手たちを集めて声をかけて立て直す光景が良くあり、これまでとは集中力が違います。

 カタール戦へ向け、#10竹内 公輔選手(トヨタ自動車アルバルク)は、「僕としてはここからが勝負だと思っています。カタールもJOHNSON III選手が戻ってきていますので、もっと厳しい戦いになると思います。日本のホームですので、ファンの皆さんに良いところをお見せしたいです」と話しています。#7ショーン・ヒンクリー選手は、「これまでしっかり練習をしてきて、選手たちも自信をつけており、チームも良くなってきています。優勝を狙える可能性は十分あると思っていますので、精一杯頑張っていきたいです」と、手応えを感じるコメントを残しました。

 東アジアサブゾーンの出場枠を増やすためにも見逃せない5-8位決定戦は、チャイニーズ・タイペイ、中国の東アジア勢がともに勝利。これでどちらが勝っても東アジアのチームが5位になるため、FIBA ASIA選手権への出場枠が今のところ4つに増えました。しかし、4強に入ったハヤブサジャパンの目標は、もちろん優勝です。開催国レバノンに続いて、本戦出場権の獲得を目指します。

第8日目(9月21日) 試合日程
11:30~ 5-8位決定戦 ウズベキスタン 76-86 チャイニーズ・タイペイ
14:00~ 5-8位決定戦 レバノン 63-78 中国
16:30~ 準決勝 イラン vs フィリピン
19:00~ 準決勝 カタール vs 日本

 チケット当日券は会場にて発売中です。本日、コートサイド席(13,000円)をご購入の方にもれなく「大会ロゴ入りトートバッグ(非売品)」、また、A席(4,000円)は毎日替わる「ハヤブサジャパン応援ボード」をプレゼント。決勝進出、そして優勝を目指すハヤブサジャパンの応援に、皆様のお越しをお待ちしております。