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平成24年度男子U-16日本代表チーム 第2次強化合宿開催報告

2012年10月22日

 平成24年度バスケットボール男子U-16日本代表チームは、来年開催される「第3回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」へ向け、10月19日(金)~21日(日)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2次強化合宿を開催しました。井手口 孝ヘッドコーチ(福岡第一高校)は、「前回合宿は全中(第42回全国中学校バスケットボール大会)のすぐ後で気が抜けていたこともあり、集中できていませんでした。今回は新しく3名が入ってきたことも刺激になっていますし、逆にカットされた選手もいたことで少しは危機感や緊張感を感じながら、日本代表に残りたいという気持ちが徐々に芽生えてきているようです」と、第2次強化合宿では選手たちの意識が向上している点を挙げました。

 2泊3日の合宿にて、初日は日本が目指すオフェンスの練習、2日目の午前中はトーステン・ロイブル スポーツディレクターによるディフェンス練習、その後はスクリメージを行いながら習ったオフェンスとディフェンスを試しながら強化しました。強化指導の一つのキーワードとして、「声を出せ」とコーチ陣はしきりに言います。ロイブル スポーツディレクターも練習中に、「コート上で声を出さないことはギブアップしているのと同じだ」と、選手たちに発破をかけました。声を出すことに対し、「気恥ずかしさや自分を表現しきれていません。人の後ろに隠れて過ごすのが一般的な世代ではありますが、勝負の世界においては別。どんどん積極性を持って欲しい」と話す井手口ヘッドコーチ。その中でもガード陣は率先して声を出しおり、平良 彰吾選手(船橋市立船橋中学校 3年)は、「一生懸命取り組んでいることは見せていきたい」と話し、日本代表に残るためにもアピールしています。

 練習メニューは井手口ヘッドコーチ、ロイブル スポーツディレクターを始め、スタッフ全員で相談しながら考えて強化を図っています。世界と立ち向かうためには、「強いディフェンスと速いオフェンス」が日本の武器になります。現在行っている基本的な強化プログラムを、U-16から次の世代となるU-18まで一貫させながら強化できるように取り組んでおり、この世代から8年後のオリンピック出場を視野に入れた強化を進めています。

 今回招集されたメンバーは、高校1年生と中学2年生が各1名、残る17名は中学3年生であり、すでに部活動を引退しています。平良選手は「部活動に参加させてもらったり、できる時は近くの公園で練習しています」と言い、増田 啓介選手(静岡大成中学校 3年)の場合は「平日は夜8時半まで学校での授業がありますのでなかなか活動ができず、土日にちょっと練習するくらいでした」と、なかなか練習環境や時間がない現状を話してくれました。井手口ヘッドコーチは、「合宿中も昨日より今日、午前中よりも午後と確実に成長しており、やればやるほど上手くなる年代です。その中で中学3年生のこの時期における練習環境は考えないといけないです」と話しており、このU-16日本代表を強化していくにあたっての難しい部分でもあります。

 次回の強化合宿は、年末を予定しています。しかし、これが最終メンバーではなく、「今後もトップエンデバーやビッグマンキャンプを見ながら、有望な選手がいれば来年3月の合宿に招集して再選考します。また、高校に進学して再び満足に練習できるようになることで、さらに成長する選手もいるでしょうから、ぎりぎりまで選手選考を行っていきたいです」と井手口ヘッドコーチは話しています。
 年明けのヨーロッパ遠征へ向けて、今回のメンバーから絞り込み、更なる強化を図っていきます。