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3×3日本代表:「第18回アジア競技大会」と「FIBA 3×3 U18アジアカップ2018」へ向けた合同強化合宿実施

2018年8月19日

はじめての3x3に臨む今野 紀花選手(左)と奥山 理々嘉選手(右)

数々の経験を経てチーム力が増したことを実感する荒川 颯選手

 すでにインドネシア・ジャカルタにて開幕した「第18回アジア競技大会」での3×3競技は8月21日(火)から予選ラウンドがスタートします。8月16日(木)〜18日(土)の期間、大和市スポーツセンターをお借りして直前合宿を実施。最終日には大和市主催のイベントが実施され、3×3の魅力を伝えるとともに、これから大会へ挑む選手たちは大きな声援を受け、本日19日(日)に現地へ向けて出発しました。

 3×3男子日本代表選手たちが本格的な強化に取り組んできたのは今年3月であり、まだ半年も経っていません。継続的に強化合宿を実施しながら、国内外の大会に参加してきたことで著しい成長が見られています。今合宿は9月6日(木)〜9日(日)にマレーシア・サイバージャヤにおいて「FIBA 3×3 U18アジアカップ2018」に臨む3×3 U18男子日本代表候補選手との合同練習でした。アジア競技大会に臨む荒川 颯選手 (拓殖大学 3年)は、「最初の頃の自分たちを見ているようであり、彼らと比較して見えた差が成長した部分だということがハッキリと分かりました」と手応えを感じています。

 U23の年齢制限があるアジア競技大会では、今回は大学生4人で出場します。ともに場数を踏んできたことで、「一番感じるのはちゃんとしたチームになってきたことであり、日本が世界で戦う上での最低条件です。そこが向上したからこそ、アジア競技大会ではメダルを獲りたいです」とも荒川選手は話しており、自信をもって挑みます。

 それに対し、3×3女子日本代表はほぼはじめてのメンバーばかりであり、経験不足は否めません。しかし、長谷川 誠コーチは、「ポテンシャルがすごく高いです」と期待する選手たちです。ルールを覚えることやボールの違いに戸惑いもありましたが、練習を重ねるごとに順応していきました。今野 紀花選手 (聖和学園高校 3年)は「動画を見たり、1on1のスキルも重要視されているので、そこを練習してから合宿に臨みました」。実際にやってみると「もっと1on1ばかりなのかと思っていましたが、意外と戦術で切り崩すことも多く、いろんな発見があります」

 今野選手は奥山 理々嘉選手 (八雲学園高校 3年)とともに、今年10月にインドで開催される「FIBA U18 女子 Asian選手権大会2018」出場を目指す女子U18日本代表候補選手たち。5人制と3×3はルールなど違いもありますが、どちらの競技にも行き来できます。長谷川コーチは「3×3を通じてバスケットがうまくなって、そこから5人制のつながるようにしていきたい」という方針で強化を図ってきました。拓殖大学の池内泰明ヘッドコーチは、荒川選手が3×3に取り組んだあと「良い意味でドリブルを突くことが減った」ことをプラスに挙げています。荒川選手自身も、「パスをつないで、どれだけ簡単にシュートへ持っていけるかが日本の武器になることが大会に出てハッキリと分かりました。それは5人制にも生かされますし、ドリブルが減った要因かと思います」と言い、3×3を通して成長しています。

 男子日本代表の黄金期を支えた長谷川コーチとともに、オリンピアンであり、JBAアンバサダーの大神雄子氏もスキルコーチとして参加。「選手たちだけではなく、関係者や応援してくださるファンの皆さんにも、3×3と5on5の良さを伝えていきたいですし、両方をつなぐパイプ役になりたいと思っています」と意欲を見せています。「3×3もオリンピアンになれるチャンスであり、選択肢が増えたことが大きなチャンスです。3×3で得られる技術は必ず5人制でも生かせるので、ここに選ばれたことをチャンスと思い、いろんなことを吸収して成長してください」と選手たちと伝え、自らデモンストレーションをしながら汗を流していました。

 アジア競技大会では男女ともメダル獲得を目指しています。荒川選手は「メダルを獲ることが最低限の目標であり、今後の3×3だけではなく、バスケ界全体に勢いを与えられるようにしたいです」と高い志を持っています。今野選手も、「3×3はアジア予選などで優勝してオリンピックに出場するわけではなく、全てのカテゴリーの総合ポイントでオリンピックが出られるかどうかが決まると聞きました。自分もそれを決める一員だという自覚を持ち、今大会で全力を尽くしたいです」と日本一丸となってオリンピック出場を目指すのは3×3も変わりません。

 男子は8月21日(火)、女子は翌22日(水)より予選ラウンドがスタートし、上位2位以上が26日(日)に行われる決勝トーナメントへ進みます。