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ハヤブサジャパン 平成25年度バスケットボール男子日本代表チーム 活動開始および新ユニフォーム発表

2013年5月10日

 ハヤブサジャパン 平成25年度バスケットボール男子日本代表チームの活動が始まりました。そして、まもなく5月16日(木)より韓国・仁川にて「第3回東アジアバスケットボール選手権大会」が開幕します。

 第2次強化合宿中の本日、記者会見が行われ、本年度の活動内容が発表されました。2016・2020年オリンピックへ向けた目先にとらわれない中長期的な活動を今年度も継続して活動していきます。
 鈴木秀太強化統括部長は活動方針について、「今年は、2014年FIBAワールドカップへの出場権を獲得すべく年になります。アジア各国の力は全体的にレベルアップしており、ここ数年、男子は苦戦を強いられている状況です。これを何とか打破し、世界選手権出場権獲得を目指します。そのためにアジア3位以上を最大の目的とし、そのための3つのお願いをチームに課しました。(1)戦う軍団となるチーム作り、(2)2016・2020年オリンピックへ向けた中長期的な活動を見据えた若手選手の選出、(3)全体的な選手の大型化でアジアに対抗(U-16、U-18からコンバートを見据えて着手)。この3つを強化方針とし、8月から行われるFIBA ASIA選手権では何とか3位以上に入り、世界への切符獲得を目指します」と説明しました。

 また、佐古賢一男子ナショナル委員長は、「若手選手主体で臨む以上、結果を求められるので、何とかFIBAワールドカップ進出を勝ち獲っていきたいです。昨年のFIBA ASIAカップでは準優勝になり、その成果を踏まえて今年のメンバーが選ばれているわけですから、かなり期待しても良いチームです」と語りました。

 2年目を迎えた鈴木貴美一ヘッドコーチは、「昨年のFIBA ASIAカップで準優勝できたのは、選手たちにとっても大きな自信になっています。学生メンバーもしっかり結果を残し、期待通りの活躍をしてくれました。若手選手を選出し、ガードの大型化を図りましたが、まだまだビッグマンはベテランに頼らなければいけないのが現状です。何とか8月のFIBA ASIA選手権までに若手選手を成長させながらしっかりと鍛え、目標であるFIBAワールドカップ進出を達成します」と抱負を述べました。

 JBL新人王を獲得し、日本代表に初選出された辻 直人選手(東芝ブレイブサンダース)を鈴木ヘッドコーチはPGとして期待しています。東アジア選手権へ向け、、辻選手は「ハーフコートではできるようになりましたが、ゲームの流れの中では初めての国際大会ですし、やってみないと分からないです。少し不安もあり、どこまでできるか分かりませんが、この大会で通用すれば、この先のFIBA ASIA選手権も自信を持ってできるようになります。ひとつのポイントとなる大会だと思いますので、思い切ってプレイしたいです」と意気込みを語りました。

 また、桜井 良太キャプテン(レバンガ北海道)は「チームをしっかり固めることを一番の目的としていますが、やっぱり勝ちぐせをつけて8月のFIBA ASIA選手権へ出た方が良いので、しっかり勝利を求めて戦ってきます」と話し。大会まで少ない期間ではありますがコンディションを上げ、強化を進めています。

 なお現在、第62回関東大学バスケットボール選手権大会が行われているため、日本代表メンバーである田中 大貴選手、橋本 晃佑選手(東海大学)、追加招集された永吉 佑也選手(青山学院大学)は大会終了後より合流します。

 また同日、今年度の男子日本代表オフィシャルサプライヤー発表記者会見も行われ、株式会社ドーム様による新ユニフォーム発表がお披露目となりました。
 今回の男子日本代表チームのユニフォームには、3つのキーワード「(1)FUNCTION、(2)FIT、(3)DESIGN」があります。ストレッチ性と吸汗速乾性に優れた生地を使用して軽く、各選手それぞれの身体のラインにフィットするモデルと、チームの愛称である“ハヤブサ”及びチームの特徴である“スピード”からインスピレーション得た模様を総柄としています。
 選手のパフォーマンスを最大化し、デザインら考えつくされた新ユニフォームを着用し、FIBA ASIA選手権ら大会を戦っていきます。