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3×3 男女U23日本代表:「FIBA 3×3 U23ワールドカップ2018」3×3 女子U23日本代表は世界2位の快挙

2018年10月8日

世界2位の快挙を成し遂げた3x3 女子U23日本代表チーム

世界での戦いに手応えを感じ、次につながる大会となった3x3 男子U23日本代表チーム

 中国・西安にて開催された「FIBA 3×3 U23 ワールドカップ2018」が10月7日(日)に閉幕。3×3 女子U23日本代表は決勝まで勝ち進み、最後はロシアに12-21で敗れましたが見事に銀メダルを獲得。3×3として初となる、世界2位の快挙を成し遂げました。山本 麻衣選手 (トヨタ自動車 アンテロープス)は大会ベスト3にも選ばれました。3×3 男子U23日本代表は予選ラウンド1勝3敗で敗退。結果は15位でしたが、世界で1勝を挙げることができ手応えを感じています。

 今大会へ向けた事前合宿は4日間だけでしたが、その準備が功を奏したと長谷川誠コーチは振り返ります。相手との駆け引きなど、少なからず試合経験が必要となる中、練習相手になってくれたのは3×3女子日本代表の前田有香選手をはじめ、有明葵衣選手、桂葵選手、浅羽麻子選手、川上麻莉亜選手、安江舞選手ら、3×3ジャパンツアーや3×3.EXE PREMIERで活躍する選手が練習相手となってくれたことに感謝しています。

 唯一、今回がはじめての3×3となった小山 真実選手 (東京羽田ヴィッキーズ)。「緊張も、戸惑う部分も最初はあったと思います。しかし日に日に良くなっていき、良いチームに仕上がってくれました」と長谷川コーチも評価し、決勝戦では序盤に2Pシュートを決める活躍を見せていました。世界に比べて常に身長差が生じますが、今大会では188cmの栗林 未和選手 (C / 富士通 レッドウェーブ)をはじめ、180cm台を3人揃えたことで見劣りしなかったのも勝因のひとつです。しかし、ロシア戦だけは身長差こそなかったですが、「細く見えても体が強かったです。バランスを崩さないし、ディフェンスが来てもシュートを決めてきます。緊張したファイナルであり、お互いに2試合を戦って疲れている中でも、あれだけの精度で決めてくるのは精神的に相手の方が上手でした」と長谷川コーチは敗因を挙げます。山本選手も「5人制とはフィジカルが全然違いました」と3×3ならではの差を感じていました。

 世界に勝つためには上手さだけではなく、「3×3ではずる賢さがないと勝てないと感じました」と山本選手は言います。相手にボールを渡すときにあえて小さいバウンドパスをし、取りづらくしたのも好プレーでした。アジア競技大会に続き、銀メダルを獲得した馬瓜 ステファニー選手 (トヨタ自動車 アンテロープス)もその経験を踏まえ、「なかなかファウルが鳴らないので、こっちも負けてられないという気持ちで向かっていかないとやられてしまいます」と身体を張って戦っていました。

 馬瓜選手と栗林選手は昨年のFIBA 女子U19ワールドカップ(5人制)で世界4位となり、今回3×3でも世界2位と両方で好成績を収めています。馬瓜選手は、「女子U19日本代表として世界4位になったときも同じようにディフェンスをがんばり、そこから速攻で流れを作れました。今回もフランス戦は全然得点が入らなかったですが、それでもディフェンスで粘ったからこそ勝つことができました」と5人制も3人制も日本の武器は大きく変わらないことで、短い準備期間でも活躍できる要因となっています。

 3×3 男子U23日本代表の中で、アジア競技大会を経験したのは杉本 天昇選手 (日本大学 2年)だけ。「アジア競技大会中にケガしてしまったことで悔いがありました。今回また戦える機会をいただき、その悔いを晴らそうと思って挑んだのですがメンバーも違い、自分が一番年上として引っ張っていかなければならず、最初は不安もありました」と複雑な心境でスタート。キャプテンであり、経験者の杉本選手はコート内外で積極的にコミュニケーションを取ったことで試合を重ねるごとにチームワークが良くなっていき、1勝を挙げられたことで手応えを感じています。

「世界とそれほど差があったわけではないと感じています。一つひとつのパスやシュートの精度を突き詰めていけば、勝てる相手だと思っています。5人制でも3×3でも、いつも女子の方が結果が良いので、それに負けないように一番良い色のメダルを獲れるように今後も努力していきたいです」(杉本選手)

 長谷川コーチは、「リーグ戦期間中にも関わらず、協力していただいた各大学チームに感謝しています。今後、強化を続けて3×3に慣れてくれば、今回敗れたチャイニーズ・タイペイやチェコにも勝てるようになると思いますし、彼ら自身も手応えを実感しています」と話しており、今後が楽しみです。

 世界2位となった3×3 女子U23日本代表選手たちは所属チームに戻り、10月19日(金)より開幕するWリーグに備えます。大学生で挑んだ3×3 男子U23日本代表選手たちは、関東大学リーグ戦真っ只中です。アジア競技大会でケガをした杉本選手は、今週末より日本大学で復帰します。3×3で得た経験を生かし、5人制でも活躍する選手たちをぜひ会場でご覧いただき、引き続きご声援をよろしくお願い致します。

■3×3 女子U23日本代表選手
#7 馬瓜 ステファニー (F / トヨタ自動車 アンテロープス)
#10 小山 真実 (G / 東京羽田ヴィッキーズ)
#16 栗林 未和 (C / 富士通 レッドウェーブ)
#23 山本 麻衣 (G / トヨタ自動車 アンテロープス)

【試合結果】
[予選ラウンド]
日本 19-15 チェコ
日本 11-10 アルゼンチン
日本 11-10 フランス
日本 21-8 モンゴル
[準々決勝]日本 18-11 ハンガリー
[準決勝]日本 20-17 ウクライナ
[決勝]日本 12-21 ロシア

■3×3 男子U23日本代表選手
#10 杉本 天昇 (G / 日本大学 2年)
#12 川島 聖那 (G / 法政大学 1年)
#28 野﨑 由之 (G / 専修大学 1年)
#95 齋藤 瑠偉 (F / 専修大学 1年)

【試合結果】
[予選ラウンド]
日本 10-16 チェコ
日本 13-17 チャイニーズ・タイペイ
日本 21-15 ルーマニア
日本 18-21 ウクライナ