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ニュース

ハヤブサジャパン 平成25年度女子日本代表チーム 第5次強化合宿開催報告

2013年9月23日

 最終メンバー12名が決定したハヤブサジャパン 平成25年度女子日本代表チームは、9月14日(土)~21日(土)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第5次強化合宿を行いました。午前と午後の2部練習、さらに練習後はウエイトトレーニングを行うハードメニューで、本番へ向けて追い込んでいる選手たち。大神 雄子キャプテンは、「正直言って体はボロボロです。でも、大会が1ヶ月後に控えていますし、アジアで優勝するためにも絶対に必要な時間です」と話すように、チーム全員で声を出し合い、レベルアップしながら前進しています。

 1ヶ月後、2つの大会が控えています。10月9日(水)から14日(月・祝)、中国・天津にて「第6回東アジア競技大会 バスケットボール競技」がひとつ。10月27日(日)から11月3日(日)には「第25回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会(兼 第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会 アジア地区予選)」がタイ・バンコクでそれぞれ開催されます。“アジア制覇”という今年度の目標に掲げる大会は、後者のFIBA ASIA選手権で優勝すること。2つの大会が続くことに対して、「正直言って難しいです」と言う大神選手。内海 知秀ヘッドコーチは、「本来であれば、本番前に海外遠征などを行いながら練習試合をするのですが、今年は東アジア競技大会に出場することとなり、その実戦を使って強化してきた成果を試す機会にしていきます」と話します。東アジア競技大会には、FIBA ASIA選手権にも出場するライバルたち(中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ)も出場。各国ともFIBA ASIA選手権のメンバーで挑んでくるかは分かりませんが、それでも手の内を隠しながらも選手たちのゲーム感を取り戻す、難しい大会になるわけです。

 「間違ってはいけないのは、私たちの本番は東アジア競技大会では無いということです。全てにおいて全力でやることを求められ、私自身も日の丸を背負って戦う以上、そういう思いはあります。でも、これまでの経験から言っても、韓国や中国は本番へ向けてうまく力を抜きながら調整してきます。力を抜いて良いわけではありませんが、東アジア競技大会がピークではないということをしっかり全員で意識して、コンディションも、モチベーションもFIBA ASIA選手権に合わせていかなければなりません」と、大神選手は強調しました。二兎を追う者は一兎をも得ず。東アジア競技大会も実戦形式の強化の場であり、全ては本番となるFIBA ASIA選手権のためです。「東アジア競技大会があることは、昨年のロンドンオリンピック世界最終予選から日本代表として試合が遠ざかっている私にとっては良いクッションになります。しっかり感覚を取り戻して、本番につながるようにしたいです」と話すのは、今月からチームに合流した間宮 佑圭選手。最高に喜べる結果を残すためにも、FIBA ASIA選手権に照準を合わせていきます。

 この合宿中には、メディア公開練習が行われました。日本帰化が完了し、晴れて日本代表に初選出された王 新朝喜選手。「帰化するにあたって、たくさんの方にご協力していただきました。もう迷うことは何もなくなりましたので、あとは思い切ってできるのでうれしいです」と笑顔で話します。東アジア競技大会の開催地である天津は、王選手の故郷。「中国で試合をできるだけでもうれしいのに、滅多にチャンスのない地元開催なので、両親も張り切って応援しにきてくれると言っています。勝って、喜んでいる姿をみんなに見せたいです。そのためにも、自分にできることを一生懸命やるだけです」と抱負を語ってくれました。

 また先日、中国女子バスケットボールリーグ(WCBA)「SHANXI XING RUI FLAME(シャンジー・クロッシング・ルイ・フレーム)」への移籍を発表した大神選手にも多くの質問が寄せられました。「ずっと海外でプレイしたい気持ちは持っていました。ヨーロッパ、もちろんアメリカも含めて、いろいろ考えた中で決めたのが中国だったわけです。チームのヘッドコーチは、6月のヨーロッパ選手権で優勝したスペインのヘッドコーチでもあります。今、中国にはアメリカ代表をはじめとしたWNBA選手も多くプレイしています。中国でプレイしますが、実はアメリカやヨーロッパのバスケットができる感じです。身近であり、しかもアジア人枠があり、こんなチャンスは無いと思って決めました」。大神選手が海外へ活躍の場を求めたことは、日本のレベルアップのためでもあります。今後の経験を日本代表に還元していただけるような活躍に期待しましょう。

 次回、第6次強化合宿は9月25日(水)より始まり、そのまま10月7日に中国・天津へ渡り、東アジア競技大会へと向かいます。本番である10月27日(日)から始まるFIBA ASIA選手権まで、休むことなくコンディションを上げていき、レベルアップを図ります。