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東アジア競技大会 男子日本代表チーム 国内での最終調整を終え、中国へ出発

2013年10月7日

 10月9日(水)~14日(月)までの期間、中国・天津にて開催される「第6回東アジア競技大会 バスケットボール競技」へ向け、男子日本代表チームは強化合宿を行いました。今回の男子日本代表チームはNBLとbjリーグが開幕していることもあり、7月に第27回ユニバーシアード競技大会へ出場した大学生メンバーで臨みます。

 ユニバーシアードでは18位に終わり、悔しい思いとともに多くの課題が見つかりました。「ユニバーシアードでの反省とともに、男子日本代表としての現状の課題もあります。僕らもその課題点は共有していかなければなりません」と話す長谷川 健志ヘッドコーチ。身長差で劣る日本が世界と対抗するためには、フルコートで走り勝つ“平面のバスケットスタイル”を本気で着手しなければなりません。長谷川ヘッドコーチは、「もう一度、平面のバスケットスタイルについて整理する必要があります。どんなメリットがあり、そのためにどう動き、どいういうことを要求していき、もっと明確にしなければなりません」と話します。

 さらに、具体例には「アウトサイドシュートで何点、速攻で何点、と得点の割合を明確な目標値としていきながら、トータル75点以上奪うこと。ディフェンスはそれ以下に抑えること。そのためにもターンオーバー数を減らし、速攻につなげて行くことが大切です。できれば速攻で15点は獲りたいです。これは難しい目標値ではありますが、平面のバスケットスタイルを貫くならば狙って行かなければなりません」と言います。

 大学生たちにとっても現在はリーグ戦中であり、コンディションは整っていますが、平面のバスケットスタイルを求めてフルコート走り続ける練習には苦しい表情を浮かべます。長谷川ヘッドコーチの「ラスト」という一声でようやく笑顔を取り戻し、汗を拭ってまた走ることを繰り返しながら強化を進めていきました。

 ユニバーシアード日本代表と同じく大学生で構成されていますが、東アジア競技大会に出場する日本代表でもあり、周りはそういう認識でこのチームを見ています。キャプテンを務める藤井 祐眞選手は、「相手がフル代表であっても、自分たちがやることは同じです。平面のバスケットスタイルを貫き、絶対に悔いだけは残らないように常に全力を出し切ろう、とチームでも話し合いました」と話しており、日本代表としての自覚とともに、チャレンジャー精神を持って大会に臨みます。

 このチームの約束事は、「言い訳はしないこと」。そのためにも、藤井選手が言うように毎試合全力で出し切ります。長谷川ヘッドコーチも、「試合での勝敗における責任は僕たちコーチの責任。でも、もっと頑張れた、もっとやれた、と言う声が挙がれば、それは選手の責任。悔いの残らないように全力を尽くそう」とミーティングで選手たちに伝えました。

 唯一、8月にフィリピンで開催されたFIBA ASIA選手権を経験している田中 大貴選手。「本来はトップの選手たちが出場するはずでしたが、シーズンが始まったことで僕ら大学生に大きなチャンスが回ってきました。無駄にする試合は一試合もありません」と話し、チームを引っ張っていきます。そして、7年後の東京オリンピックで主役になる世代であり、この大会からステップアップしてもらいたいという期待もあります。「オリンピックの東京開催が決まったことはすごく楽しみです。今大会ももちろん勝ちに行きますが、すぐに力がつくわけでもありません。しっかりと7年後を見据えて、少しずつ努力していった結果がオリンピックにつながるわけです。今後、何度も日本代表として国際経験を積める確約があるわけではないです。7年後のためにも、このチャンスを大事にしながら、危機感を持って臨まなければなりません」と田中選手は話しており、足下を見据えながらも、しっかり未来に目を向けていました。

 日本代表は、予選ラウンドでホンコン・チャイナ、中国と対戦。上位2チームに与えられる準決勝進出を目指します。