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女子日本代表:三井不動産カップまであと1週間「ファンの前で戦うプレッシャーがある」長岡萌映子選手×「楽しみの方が少し大きいかな」林咲希選手

2019年5月24日

ベルギー戦へ向けた長岡萌映子選手×林咲希選手の対談

長岡選手は「ドライブをどんどん狙うこと」を林選手にアドバイス

 「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2019 三井不動産カップ(水戸大会)」(5月31日・6月2日/アダストリアみとアリーナ※チケット好評発売中)開幕まであと1週間。現在、第4次強化合宿を行っているAKATSUKI FIVE女子日本代表は選手同士がコミュニケーションを取り合い、目標である『東京オリンピックで金メダル獲得』へ向け、一段ずつレベルアップを図っています。

 2011年、長崎県大村市で開催されたロンドンオリンピックアジア予選で、当時札幌山の手高校3年だった長岡萌映子選手(トヨタ自動車アンテロープス)は女子日本代表デビュー。リオデジャネイロオリンピックをはじめ、様々な経験を積みながら着実に成長し、今年で8年目を迎えています。「何年も呼んでいただいていますが、年下の期間が長かったです。なので、これまでは先輩たちにフォローしてもらうことばかりでしたね」と振り返る長岡選手ですが、昨年から一気に若返ったことで今ではチームを引っ張る立場に変わっています。

 初選出された選手も多い中、ひとつ年下の林咲希選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)も三井不動産カップでのベルギー戦が、トム・ホーバスヘッドコーチ率いる女子日本代表でのデビューとなります。林選手がJX-ENEOSに入団した年、女子日本代表にホーバスヘッドコーチが就任したために直接指導を受けた経験はありません。それでも、「トムさんの考え方は分かる部分があるのでやりやすいです」と積極的に吸収していました。

 林選手ら新たなメンバーに対し、「若い選手たちは、1日でも早くトムさんのバスケを理解しようとしています。それは難しい部分もありますが、それぞれ何かしらの特徴が認められて呼ばれたわけですから、それを最大限発揮できるようにしなければいけないと思います。大変そうな部分は経験ある自分たちがフォローするようにしていますし、それがトムさんのいう『コミュニケーションレベルのスタンダードを高める』ことだと思います」と長岡選手ら経験者がリーダーシップを執っています。それを聞いた林選手も、「先輩たちからフォローされるのではなく、やっぱり自分たちから一歩先のレベルが高い助言をされるようにしたいです」と底上げを図っています。

 昨年の「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018]では、ベスト8決定戦でまさか同じアジアの中国に81-87で敗れ、悔しい結果となりました。「負けはしましたが、通用したわけではないと思っています。パッシングオフェンスやシュートの精度などをどれだけ突き詰められるか。1on1の能力は海外の選手の方が格段に上なので、ファストブレイクを出すこととギャップを作って相手のディフェンスを抜き、ノーマークを作って打つシュートをどれだけ確率良く決められるかが日本のバスケです」と長岡選手は言い、日本のスタイルに自信を持っているからこそ突き詰めています。

 「今シーズン初の試合ですし、これまではお互いのことを知った仲間同士での対戦しかなかったので、日本の速いバスケや練習してきたことがどれだけ通用するかが知りたいです」という林選手は、ベルギー戦を「楽しみの方が少し大きいかな」と多くのファンの前での試合を心待ちにしています。一方、日の丸を背負って戦う過酷さも知る先輩は、「ワールドカップは残念な結果でしたが、アジアでは3連覇しているわけですから結果を残さなければならないです。何よりも日本のファンの前で戦うプレッシャーがあり、下手なプレーはできないという思いが強いです。でも、キキ(※林選手コートネーム)ら若い選手は自分たちがどれだけ通用するかを試しながらアグレッシブに戦ってもらいたい。その上で、私たちは結果を求めていきます」と気を引き締めていました。

 初選出の林選手ですが、2017年「第26回ユニバーシアード競技大会」で銀メダルを獲得した経験の持ち主です。しかし、世代別代表との違いに不安も抱いていました。長岡選手は自信を与えるアドバイスを送ります。

「パワーや当たりはなかなか通用しないけど、意外とクイックネスは通用する。キキならば大丈夫だよ。特に日本のガードやフォワード陣の速さは世界でも絶対に通用する。トムさんからは3Pシュートを言われていると思うけど、ドライブがあるわけだからシュートフェイクからそれを出すこともどんどん狙っていった方が良い。ドライブで切ってディフェンスが寄ってきたときにパスアウトするプレーが1番だけではなく、2番もできるとすごく大きいよ」

 それに対して林選手は、「トムさんにもディフェンスを見ながらしっかり判断してプレーするように言われています。はじめての舞台ですけど、落ち着いてプレーするのが一番大事だと思っています。これまでも海外で試合をしてきましたが、日本代表として観客が多いホームでの試合ははじめてです。緊張よりも、先輩たちと違う気持ちで戦っていくことが大事かなと思っています」と自信を持ってデビュー戦に向かいます。

バスケットボール女子日本代表国際強化試合2019 三井不動産カップ(水戸大会)
女子日本代表(10位) vs 女子ベルギー代表(16位)
※()内は現時点でのFIBAランキング
【開催期間】
第1戦:2019年5月31日(金) 19:00 TIPOFF
第2戦:2019年6月2日 (日) 14:00 TIPOFF
【会場】アダストリアみとアリーナ(東町運動公園体育館)
<所在地> 〒310-0034 茨城県水戸市緑町2丁目3-10