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平成26年度男子U-17日本代表チーム 第1次強化合宿開催報告

2014年5月21日

林 祐太郎選手はドイツ遠征を経て成長を実感

男子U-17日本代表チームでも引き続きキャプテンを任された前田 悟選手


 平成26年度男子U-17日本代表チームは、本年8月8日から8月16日に開催される「第3回FIBA U-17男子バスケットボール世界選手権大会」(アラブ首長国連邦・ドバイ)へ向け、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第1次強化合宿を行いました。インターハイ地区予選期間中のため、合宿期間は5月19日(月)から1泊2日。短い中ではありましたが、日本体育大学バスケットボール部にご協力いただいて練習ゲームを行ったり、長谷川健志 日本代表ヘッドコーチが目指すプレイを紹介していただき、練習で実践しながら強化を進めました。

 昨年アジア3位となった「第3回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」ですが、今年挑む世界選手権は簡単に勝てる舞台ではありません。「今のままでは出場16チーム中16位」と選手たちに伝え、発破を掛ける井手口 孝ヘッドコーチ。4月にドイツで行われた「第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」では6戦全敗、16チーム中16位。それでもU-16世代の時に、ドイツでの強化遠征を経験していたことで、4名の男子U-17日本代表候補選手たちは「力を発揮してくれた」と、井手口ヘッドコーチは評価しています。また昨年に引き続き、変わらぬメンバーで強化を継続していることで、チーム全体のさらなるレベルアップにも期待しています。シュート成功率100%を目指し、ノーマークとフリースローは必ず決めなければ勝機を見出せないことを意識させました。

 「第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」に出場した林 祐太郎選手(県立幕張総合高校 2年)。勝利をつかめなかったですが、「シュート力は少し上がったと思っていますし、そこからドライブに行く考えも出て来て、相手の隙を突いてシュートに行けるようになりました」と手応えを感じています。これまでもシュート力を課題に挙げていた林選手。居残りでシュート練習をしてきた努力が少しずつ成果として見えて来たことが自信となり、日本代表PGとして落ち着いてプレイできることにもつながっています。反面、課題点は、「ドリブルをもっと強くしなければ世界では戦えません。そこは徹底しないと、少しでも体を当てられると簡単にターンオーバーになってしまい、失点につながってしまいました」。ドイツ遠征から帰国した後、「当たりは軽いと感じますし、自分がぶつかっていくと相手がよろけて、道ができるようになることがあります」と、様々な面での成長を感じるとともに、「アメリカはものすごい身体能力がありながら、さらにがんばってきます。僕らは身体能力で負けているんだから、もっともっとがんばらなければその差は縮まらないと思います」と気を引き締めていました。

 2年目となる男子U-17日本代表チームでもキャプテンを務める前田 悟選手(県立山形南高校 3年)。「個人のスキルアップはもちろんですが、もっと選手同士でコミュニケーションを取ったり、身長やパワーで負ける部分を少しでも声を出したり、激しいディフェンスで補えるようにしなければいけません。まだまだ声が出ていないので、もっともっと一つひとつの練習から声を出して、コミュニケーションを取っていきたいです」と、チーム力アップを目指します。そのためにも選手個人の成長は合宿が終わってからが大事。「食事やウェイトトレーニング、シュートの精度を上げることなど、合宿で習った基礎練習は、帰ってからも日々続けて行きます」

 トーステン・ロイブル スポーツディレクターは、「昨日よりも良いプレイが見られ、良いバスケットになっている」と2日間でも集中して練習に臨んだ選手たちを労いました。また、富樫 英樹アドバイザーコーチからは、「このチームはがんばっていると周りから評価されているが、がんばるのは当たり前のこと。評価されることは素晴らしいが、まずはその当たり前のことを他の世代にも発信し、継続していこう」と選手たちに伝え、合宿は終了しました。

第2次強化合宿は、予定されていた6月9日(月)~10日(火)が無くなり、次回は6月27日(金)〜29日(日)を予定しています。