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女子日本代表国際親善試合2014 休息日 明日はゼビオアリーナ仙台でハヤブサジャパン対決

2014年7月28日

オーストラリア戦のウォームアップ中に人生初のダンクシュートを決めた#10渡嘉敷 来夢選手(右)

仙台市役所へ表敬訪問


 秋田県、山形県での戦いを終えた「東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014」は、宮城県仙台市へ移動。明日、7月29日(火)からゼビオアリーナ仙台での残る2戦を前に、本日は休息日となりました。各チームは2時間の練習時間で調整し、リラックスしながら残る試合に臨みます。また、ハヤブサジャパンを代表し、女子日本代表(FIBA世界選手権)チームの内海 知秀ヘッドコーチ、大神 雄子キャプテン、宮元 美智子選手、渡嘉敷 来夢選手の4名が仙台市役所へ表敬訪問を行い、奥山 恵美子市長から歓迎と激励のお言葉をいただきました。

 これまで2つのハヤブサジャパンを退け、唯一負けなし3連勝中の世界ランク2位のオーストラリア代表。明日の4戦目が国際親善試合のラストゲームとなり、ともにFIBA世界選手権へ出場するモザンビーク代表と対戦します。徐々に調子を上げ、持ち前のパワーを発揮し始めているモザンビークにとっても、世界トップレベルへ挑む大きなチャレンジとなります。

 いよいよゼビオアリーナ仙台を舞台に、夢の対決となる「日本代表(FIBA世界選手権) vs 日本代表(アジア競技大会)」が実現します。多くの選手がWJBLに所属しており、リーグ中は各チーム同士で凌ぎを削りあってきました。しかし明日はチームの垣根を越え、ともに日の丸を付けて相まみえます。日本代表(アジア競技大会)を率いる一色 建志ヘッドコーチが、「女子日本代表の底上げにつなげたい」と当初から話している通り、世界の舞台に立つ日本代表(FIBA世界選手権)の方が格上。この対戦までの間、次の世代を担うプレイヤーが多い日本代表(アジア競技大会)の練習等を内海ヘッドコーチは全く見ておらず、「相手がどういう戦い方をするのか、私自身も興味を持っています」と話しています。内海ヘッドコーチは、「まずは我々が強化してきたことをしっかりと出し、それに対しどのように向かってくるのか。そこは期待もあります。若くアグレッシブな選手たちですので、日本代表ヘッドコーチとしては、将来の逸材を探していきたいです」と話しており、明日の試合に向かいます。

 対する一色ヘッドコーチもまた、「対決ではなく、一人でもFIBA世界選手権メンバー入りできるように内海ヘッドコーチにしっかりアピールすることが大事です」と言います。インターハイ(8月2日開幕)のため、赤穂 さくら選手(昭和学院高校 3年)が所属チームに戻ったことで、現在の最年少は#4馬瓜 エブリン選手。「高校時代から間宮 佑圭選手や渡嘉敷 来夢選手との対戦をイメージしてきた」と話していた馬瓜選手は、この対決にメラメラと闘志を燃やす小笠原 真人コーチとともに高さ対策の練習を行ってきました。本日、7月28日に誕生日を迎えた#12池谷 悠希選手は、「最初は緊張してシュートも入っていませんでしたが、徐々に慣れてきてシュートも決まるようになってきました。明日の日本代表(FIBA世界選手権)戦も積極的にシュートを狙っていきたいです」と意気込みを語っています。日本代表(アジア競技大会)にとって、明日がラストゲーム。アジア競技大会への出場メンバー12人に残るための最後のアピールでもあり、悔いの残らないよう持てる力を全て出し切ってもらいましょう。

 格上に挑む日本代表(アジア競技大会)にとっても、ファンの皆様にとっても楽しみな夢の対決へ向け、日本代表(FIBA世界選手権)の大神キャプテンに見どころをお伺いしました。
 「お互いが日本の武器である“速さ”を出し合う試合になると思います。どれだけ多くの速攻を出せるかを勝負したいです。ディフェンスリバウンドやアグレッシブに前からディフェンスをして速攻を出すことなど、レイアップシュートで決めた本数で勝負したいですし、それこそが日本のバスケットスタイルです。みんなで速攻を出す速いプレイをしっかり皆さんに見せていきたいです。渡嘉敷選手は誰よりも前を走ってくれると思います」「ハイ」と元気な返事で答える#10渡嘉敷 来夢選手はオーストラリア戦のウォームアップ中、人生初のダンクシュートを決めました。速攻でノーマークになった時に、もしかするとダンクシュートが飛び出すかもしれません。そこも大きな見どころとなります。

■7月29日(火) 仙台大会 スケジュール (会場:ゼビオアリーナ仙台)
※開場時間 16:00  ※当日券販売・会場発券機 15:00~

[第7戦] 17:00~ モザンビーク代表 vs オーストラリア代表
[第8戦] 18:30~ 日本代表(FIBA世界選手権) vs 日本代表(アジア競技大会)

 今後の観戦チケットはチケットバスケットなど各種プレイガイドにて発売中です。
 また、試合の模様は応援.comにてインターネットLIVE中継(無料)が予定されています。世界に挑むハヤブサジャパンへのご声援をよろしくお願いいたします。