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3×3男子日本代表:第2次強化合宿 開催報告「日本らしいリズムを作っていく必要がある」小松昌弘選手

2019年8月21日

多くの方にご覧いただいた最終日の公開練習

3x3男子日本代表であり、個人としても精力的に海外の大会に出場してポイントを稼ぐ小松昌弘選手

 3×3男子日本代表は岡山県岡山市の岡山コンベンションセンターならびにイオンモール岡山にて、第2次強化合宿を実施。1年を切った東京オリンピックへ向けて新たな選手を加えた選考とともに、さらなる強化を進めています。

 今年5月に「FIBA 3×3 アジアカップ2019」、6月には「FIBA 3×3 ワールドカップ2019」に参戦した中で見えた長所は「スピード。いかにペイント内にアタックしていくかが重要です。そのためにも、ペネトレーションの技術を磨いていくことで世界に対抗できるチームになります」とトーステン・ロイブル ディレクターコーチは確信を得ました。逆に課題点は5人制と同じくリバウンドを挙げます。「ディフェンスでプレッシャーをかけることが重要ですが、サイズの差は必ず生じます。3×3でも日本にとっては身長差の不利な状況の中で、どうやってリバウンドの弱点を克服していくかが一番の課題点です」と続けるロイブルコーチ。5人制以上にフィジカルな戦いを強いられる3×3において、ぶつかり合いを厭わない選手が求められます。

 FIBA 3×3 ワールドカップメンバーの一人である小松昌弘選手 (RBC 東京 / TOKYO DIME.EXE)は、11-14で敗れはしましたが「ラトビア戦を水準にしたディフェンスレベルを保っていかなければ日本に勝機はありません」と、ロースコアゲームに持ち込むことで世界と対等に戦える手応えをつかんでいます。3×3男子日本代表だけではなく、TOKYO DIME.EXEの一員として精力的に国際大会に出場し、「世界にはいろんなタイプのチームがあり、その中で日本らしいリズムを作っていく必要があります。3×3はリズムで試合が決まるケースがあるので、どれだけ自分たちの流れで試合を進められるかで勝機も見えてきます」と経験値を高めるとともに、オリンピックへの出場資格となる個人ポイントをコンスタントに獲得しています。現時点でチームメイトの落合智也選手(512,760点/世界ランキング79位)に続き、小松選手(429,500点/世界ランキング106位)は国内ランキング2位で3×3シーンを引っ張ります。

 ブラウン アイラ選手や橋本拓哉選手 (ともに大阪エヴェッサ)、永吉佑也選手 (京都ハンナリーズ)ら5人制日本代表経験ある選手が新たに招集されました。また、FIBAワールドカップ2019へ向かうA代表の合宿に直前まで参加していたのが玉木祥護選手 (京都ハンナリーズ)です。「3番ポジションとして焦らずにプレーできるようになってきました。狭いコートで相手のプレッシャーも強い3×3で、いかに自分のプレーができるかどうかはすごく大事になってきています。A代表で学んだプレーは、3×3にもつながっていると思います」と玉木選手は実感しています。

 「3×3が好き」という橋本拓哉選手にとって、これが初の代表合宿であり、今シーズンはじめて3×3に挑みます。「結構ハードであるとともに、このコートに対する慣れが必要だと感じました。また、実際には炎天下の中で試合する激しいスポーツです。海外の選手たちはもっと当たりが強くなってくるので、このコンタクトを5人制でも生かしていきたいです」と積極的に取り組んでいます。橋本選手が言うように、オリンピック会場は屋外となり、日本の夏の暑さ対策も選手は行っていかねばなりません。今合宿中も屋外練習も実施し、「この暑さにいかに耐えて、サバイバルゲームに勝てる選手を探していきたいです」とロイブルコーチは選考基準のひとつに挙げています。1日の試合も多く、天気や風など様々な環境に順応しなければならず、この合宿中も生傷が絶えない3×3は、タフであることも大きな要素となります。