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女子日本代表:第2次強化合宿開催中「シュートを狙いながらドライブを生かし、アシストもできるようにしたい」安間志織選手

2021年4月24日

髙田真希選手(デンソー アイリス)

安間志織選手(トヨタ自動車 アンテロープス)

 第32回オリンピック競技大会 (東京2020オリンピック) へ向けた第2次強化合宿中のAKATSUKI FIVE 2021年度バスケットボール女子日本代表チーム。これまでキャプテンを任されてきた髙田真希選手とWリーグ プレーオフMVPを初受賞した安間志織選手のコメントをご紹介します。第2次強化合宿は明日25日(日)まで開催。

■髙田真希選手(デンソー アイリス)

今回で第2次合宿になりますが、少しずつ日本代表が目指すバスケットをみんなが分かってきましたし、段々と良い練習ができてきました。

ーー合宿までの期間が空き、新しいメンバーが加わった中で変化を感じますか?

これまでと少しスタイルが変わってきているので、そこにアジャストするのに少し時間はかかっていますが、合宿の回数を重ねれば問題ないと感じています。個々の能力が高いのは実感しています。今はトライアウト中なので、自分も含めて一人ひとりがアピールしていかなければいけないです。

ーー個人的に求められていることとは?

自分が求められていることはディフェンスやリバウンドであり、これまでと変わりません。しっかりと3ポイントシュートも打って、確率よく決められるようなところも同じです。そこをしっかりとやりながら、今は経験ある選手が怪我をしていて、なかなか練習に参加できていないので、もっともっと自分が練習中からリーダーシップを発揮していかなければいけないと感じています。

ーーオリンピックが迫る中、意識する部分はありますか?

今のところは特に緊張することもないですし、そこまで意識することはないです。強く思うことは、金メダルを取る目標は変わっていないということです。そこはチーム全員で、その目標に向かって共通理解しながら練習することを徹底していかなければいけないです。ハードな練習していかなければ簡単に勝てる相手ではないので、目標をしっかりと明確にし、全員が共通理解を持つことが大事であり、そこは意識しています。

■安間志織選手(トヨタ自動車 アンテロープス)

合宿に呼んでいただいたのが(2018年)アジア競技大会ぶりになります。今シーズンは、自分としても3ポイントシュートは自信を持って打つことができました。アシストも日本代表には必要だも思っているので、自分のシュートを狙いながらドライブを生かし、アシストもできるようにしたいと思っています。トム(ホーバス)ヘッドコーチのバスケをしてきた期間が一番浅いと思いますが、私らしくやっていければ良いかなと思っています。

ーー候補選手の中でも小柄ですが、サイズの大きな選手が多い海外選手と戦うために意識していることは?

世界だけではなく、日本のリーグの中でも一番小さいと思うので、スピードを生かしたプレーでかき乱すことができれば一番良いと思っています。ディフェンスが空いてる時にはしっかりと3ポイントシュートを打ち、逆にディフェンスが出てきた時にはしっかりとドライブでかき乱せるようにしたいです。

ーー今回、代表合宿に招集された心境は?

正直、選ばれると思ってはいませんでした。なぜ呼ばれたかと考えた時に、3ポイントシュートなどのシュートを自信を持って打てていることで、2〜3年前に比べて余裕を持ってプレーできていると自分でも思っています。日本代表に求められていることは何かを考えながら、取り組んでいかなければいけないです。

ーー合宿に参加して手応えを感じている点は?

アジア競技大会のときは若い選手ばかりで、全員が勢いある選手たちでした。今はA代表として呼んでいただき、ガード陣はみんなが素晴らしいプレーをする選手たちばかりです。その中でも3ポイントシュートは自信を持って打てているので、さらに挑戦しながら成長していきたいです。