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FIBA U17女子ワールドカップ[準々決勝]日本38-112アメリカ:チャンピオンに大敗を喫するもこの経験を糧に、次はリベンジを目指すハンガリー戦

2022年7月16日

アメリカに挑み、13点を挙げた東紅花選手

リバウンド勝負のゾーンディフェンスも高さと上手さで圧倒される

 「FIBA U17女子ワールドカップ」準々決勝は、前回大会チャンピオンのアメリカと対戦。第1クォーターから7-43と圧倒され、世界一との差を痛感させられる38-112の大差で敗退。藪内夏美ヘッドコーチは、「アメリカと対戦できるチャンスをみんながつかみ取ったのだから楽しんで欲しいし、勝負にこだわって欲しい」と選手たちを送り出します。最後まで全力で戦ったからこそ得るものも大きい試合となりました。今後も試合は続き、7月16日(土)22時より行われる5-8位決定戦は、予選ラウンドで黒星を喫したハンガリーとの再戦が決定。アメリカ戦を糧に、リベンジを目指します。

 これまでの4試合は、いずれも相手に50点を与えていないアメリカ。FIBA U16アジア選手権から勝ち進んできたニュージーランド戦は102-34、韓国にも114-29でいずれも大差で圧倒しています。日本もアメリカのプレッシャーディフェンスに為す術なく、38点に終わりました。

 ペイントエリアでの失点を抑えるべくゾーンディフェンスをし、確率の悪いアウトサイドシュートを打たせてなんとかリバウンドを獲ってチャンスを作る作戦で臨みます。結果として、アメリカのリバウンド数は53本。そのうち約半分がオフェンスリバウンドであり、セカンドチャンスからの失点も多かったです。アメリカはフルコートディフェンスでプレッシャーをかけてボールを奪ったり、ディフェンスリバウンドを獲ったあとにワンパスで数的優位を作ったり、なかなかディフェンスをセットさせてもらえない状況も多かったです。

 しかし、大差をつけられても下を向くことなく、ベンチメンバーも盛り上げます。最後まで女子U17日本代表らしく明るく、全員で戦い抜きました。159cmと一番小さな東 紅花選手(福岡大学附属若葉高校2年)が、チームハイの13点を挙げています。

 公式戦でアメリカと対戦する機会はそう多くはありません。FIBA U17女子ワールドカップでは、第1回大会の2010年以来2度目。予選ラウンドで対戦し、71-133で敗れました。当時のメンバーには、昨年の東京2020オリンピックで活躍した宮澤夕貴選手や長岡萌映子選手、三好南穂選手がおり、ここから世界一への挑戦がはじまりました。この年は同じく準々決勝でベルギーに敗れましたが、その後に2連勝して5位。今大会も同じ順位を目指せる位置にいます。