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FIBA U18アジア選手権[準決勝]日本80-67レバノン:一度もリードを許すことなく逃げ切り、2大会ぶりの決勝進出

2022年8月27日

2016年以来2大会ぶりの決勝進出を決めた男子U18日本代表

3ポイントシュートと速攻を走った小澤飛悠選手がゲームハイの21点

 「FIBA U18アジア選手権」準決勝は、予選ラウンド開幕戦で勝利したレバノンと対戦。相手もフィリピンを倒してFIBA U19ワールドカップへの出場権を獲得し、快勝した初戦の時とは全く違うチームです。残り5分、2点差まで詰められましたが、ディフェンスから立て直した日本が80-67で逃げ切り、決勝進出を決めました。

 #21 八重樫 ショーン龍選手の好調な3ポイントシュートで先手を取ります。スイッチディフェンスでレバノンの得意な1on1に対応。ディフェンスから走って得点を重ね、前半ラストは#10 小澤飛悠選手がバスケットカウントを決め、37-27と10点リードして折り返します。

 第3クォーター、小澤選手や八重樫選手が3ポイントシュートを決め、45-29と点差を広げます。しかし、レバノンも3ポイントシュートが当たりはじめ、第3クォーターだけで4本を決められると流れが傾きます。日本が12点リードをして迎えた第4クォーター、レバノンが2連続3ポイントシュートを沈め、62-56と6点差に詰められます。勢いが増すレバノンは、さらに連続得点を挙げ、残り5分に65-63と1ゴール差となりました。

 日本はもう一度ディフェンスから立て直し、強気のオフェンスでゴールへ向かっていき、ふたたび流れを引き寄せます。ラスト5分に6点を挙げた#7 湧川颯斗選手は8得点、13リバウンド、2スティールで勝利を呼び込みます。3ポイントシュートと速攻を走った小澤選手がゲームハイの21点を挙げ、苦しい場面を打開してくれた#14 川島悠翔選手も19点と続きます。最後は#13 副島成翔選手がゴールを決め、レバノンに一度もリードを許さず、80-67で勝利しました。

 決勝進出は、同じアリーナで行われた2016年大会以来3度目です。対戦相手は、中国に劇的な逆転勝利で勝ち上がってきた韓国。休息日を挟み、8月28日(日)22:30よりラストゲームが行われます。