ニュース

FIBA 3×3 U18ワールドカップ2022:ドイツに12-14で惜しくも1ゴール及ばず準々決勝敗退

2022年8月27日

2ポイントシュートまで1点差まで追い上げた上野心音選手

佐々木杏花選手がラストシュートを決めたが2点及ばず敗戦

 「FIBA 3×3 U18ワールドカップ2022」は決勝トーナメントに突入。準々決勝へ進んだ3×3女子U18日本代表はドイツと対戦。相手に連続得点を与えて追う展開となります。最後まで諦めずに追い上げましたが、1ゴール及ばずに12-14でドイツに敗れ、準々決勝敗退。日本を破ったドイツは準優勝、今大会を制したのはアメリカ。日本は前回出場時と同様、世界5位で大会は閉幕しました。

 佐々木杏花選手のシュートで先制し、準々決勝はスタート。日本とドイツはそれぞれのオフェンスチャンスをものにし、互角の戦いが続きます。しかし、3点目を超えるとドイツの連続得点、さらに2ポイントシュートが決まり、4-6とされて日本が追う展開となります。ドイツのディフェンスに対してタフショットが続き、またリバウンドを取られて点差が開きます。ドイツに最大4点差までつけられましたが、上野心音選手の2ポイントシュートに続き、三次真歩選手の得点で8-9と1点差に迫ります。

 残り42秒、ふたたび4点リードをされた日本でしたが、ドイツが先に7つ目のファウルをし、2本のフリースローを得ます。上野選手が1本目を決め、10-13。2本目は外れてしまいましたが、もう一度ディフェンスからチャンスを作り、佐々木選手が2ポイントシュートを決めます。12-14と2点差に迫り、最後の攻撃権を奪うためのディフェンスに入りました。ショットクロックのブザーと同時にドイツにタフショットを選択させ、ボールはリングに弾かれます。しかし、相手にリバウンドを取られてタイムオーバー。12-14のまま試合を終え、日本はベスト8で今大会を終えました。

 FIBA U17女子ワールドカップと同じく最終戦でドイツに敗れ、またも悔しい思いをした選手たち。しかし、U18世代の大会にひとつ年下のU17世代で挑み、決勝トーナメント進出。世界ランキング1位のドイツと対等に戦えた素晴らしい試合を見せてくれました。