ニュース

平成26年度男子U-18日本代表チーム 第1次強化合宿(ドイツ遠征)開催 -第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメントヘ向け、ドイツに出発-

2014年4月18日

キャプテンとPGを任され、チームを引っ張る角野 亮伍選手

世界選手権出場を決めているU-17世代から牧 隼利選手ら4名が選出


 4月19日(土)よりドイツ・マンハイムで開催される「第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」へ向け、平成26年度バスケットボール男子U-18日本代表チームは4月17日(木)に味の素ナショナルトレーニングセンターにて事前合宿を行いました。

 世界各国から16チームが参加するアルバート・シュバイツァー・トーナメント。日本が属するグループBには、開催国ドイツを筆頭に、ユース世代FIBAランキング8位のトルコ、スロベニアとヨーロッパの強豪揃い。他のグループには、アメリカ、セルビア、アルゼンチン、スペイン、フランスと同ランキング10位以内の名だたる強豪国が集う大会であり、日本にとっては大変貴重な機会となります。

 チームを率いる林 龍幸ヘッドコーチ (美濃加茂高校)は、「身長の高い選手を集めて世界と戦う」というテーマを掲げており、PGを189cmの角野 亮伍選手(藤枝明誠高校 3年)に託します。高校1年時に日本代表候補選手に選出され、将来を期待されている角野選手。所属チームではオールラウンダーとして活躍。今回のPGは大きなチャレンジでもあります。
 「点を獲ることが僕の長所ですので、そこを生かしつつもPGとしてコートに立つ全員がコンスタントに点を獲れるようなプレイを目指します。将来は海外でプレイしたいです。この身長なので、PGができることが最低条件になるとも思っています。それを試す上でも一つの挑戦になります」
 キャプテンに任命された角野選手は声を出して盛り上げ、チームを引っ張っていました。

 世界の強豪を相手に日本が目指すのは、「フィジカルの強さと身長が高い選手たちに、どのように対応できるかを試してきます。今大会での課題をしっかり持ち帰り、FIBA U-17世界選手権、FIBA ASIA U-18選手権に生かしていきます」と話す林ヘッドコーチ。事前合宿では、リバウンドを獲ってアウトナンバーを作るファストブレイクや、大きな相手の隙を作るピック&ロールなどを確認し、夜には東洋大学バスケットボール部にご協力いただき、ゲームの中で試しながら強化を行いました。

 U-17日本代表候補からも4名がU-18日本代表チームに選出され、FIBA U-17 世界選手権前に世界を知ることができます。牧 隼利選手 (福岡大学附属大濠高校 2年)は、「今大会に出場する国々が世界のトップにいるチームであり、これ以上強い相手はいないと思っています。しっかり戦って、世界のチームを明確な目標にできるように頑張ってきます」と意気込みを話してくれました。

 男子U-18日本代表チームは本日、日本を離れ、ドイツに到着した翌日からすぐにアルバート・シュバイツァー・トーナメントが開幕します。初戦はホームで初戦を迎えるドイツと対戦。強さ、高さ、雰囲気など初めて経験することばかりですが、しっかり吸収しながら挑み、試合を重ねる毎に成長できるような戦いを目指します。

■第27回アルバート・シュバイツァー・トーナメント 大会概要

■日程
2014(H26)年4月19日(土)~26日(土)

■開催地
ドイツ・マンハイム

■会場
Halle am Herzogenried, Mannheim
Waldsporthalle, Viernheim

■出場チーム 16チーム
【グループA】 セルビア、アルゼンチン、イギリス、スウェーデン
【グループB】 ドイツ、トルコ、スロべニア、日本
【グループC】 アメリカ、フランス、ウクライナ、チリ
【グループD】 スペイン、イタリア、中国、ボスニア・ヘルツェゴビナ

■公式サイト(ドイツ語版)
http://www.basketball-bund.de/ligen-ergebnisse/albert-schweitzer-turnier