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FIBA U19ワールドカップ:史上初世界ベスト8の快挙を成し遂げた男子U19日本代表選手コメント

2023年6月29日

目標達成も通過点。さらなる強敵に立ち向かっていく男子U19日本代表チーム

 「FIBA U19ワールドカップ 2023」は6月30日(金)より準々決勝が行われます。男子日本代表はベスト8に勝ち残り、そしてアメリカとの一戦を迎えます(24:30ティップオフ)。アンダーカテゴリーにおいて、女子日本代表は常に出場し続けてきたワールドカップですが、男子日本代表はこれが8回目の世界挑戦です(※FIBA U17ワールドカップや以前開催されたヤングメンなどを含む)。今大会前、選手ミーティングを行って掲げた目標は「過去最高位」。2017年FIBA U19ワールドカップでの10位の壁を越えることを目指して戦ってきました。そして昨日、ベスト8入りを懸けたRound of 16で見事に地元ハンガリーを63-53で下し、目標を達成。トップチームを含む男子日本代表にとって、史上初の世界ベスト8進出を決めました。快挙を成し遂げた男子U19日本代表選手の喜びの声が届きましたので、ご紹介します。

■#4 ジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)
史上初のベスト8進出を成し遂げ、最高の気分です。大会前に過去最高位をチームの目標として掲げ、僕らならば絶対にできると信じていました。それが現実になり、今は信じられない気持ちです。チーム全員が同じ方向を向いて戦うことができており、みんなも自信を持ってプレーできるようになりました。ボールが良く動くようになり、全員がボールを触って良いシュートセレクションができています。また、コートの内外でみんなのエネルギーもどんどん高まっています。これからの戦いは、大きなチャレンジになります。もちろん、アメリカは世界No.1のチームであり、すでにメジャーな有望選手もたくさんいます。そんな相手に対し、これまで以上の最高レベルでプレーし、アメリカとどこまで戦えるのかが楽しみです。

■#5 岡田大河(Zentro Basket Madrid)
ベスト8はチームで掲げた一つの目標だったので、まずその目標を達成することができて良かったです。どうしても世界と比べれば、フィジカル面でどの国にも劣ってしまっているので、相手よりアグレッシブに戦うことが求められていました。その意識というものが、ハードな試合を通して徐々にチーム全体で良くなっています。

■#6 八重樫ショーン龍(白鷗大学1年)
ベスト8に進むことができてとてもうれしいです。これからの試合も精一杯がんばります。

■#7 湧川颯斗(滋賀レイクス)
過去最高位の目標を達成できて、率直にうれしいです。準々決勝はアメリカ戦であり、これからは予選ラウンドよりもタフなゲームになってきます。日本一丸でがんんばっていきます!!

■#8 武藤俊太朗(明治大学1年)
ハンガリーに勝ってベスト8に入れましたが、これからの3試合はとても難しい試合になると思います。勝つ気持ちを忘れず、楽しみながら、チーム一丸でがんばりたいと思います。

■#9 小川瑛次郎(羽黒高等学校3年)
素直にFIBA U19ワールドカップでベスト8になれたことがうれしいです。ベスト8を決めた試合に自分は出られませんでした、しっかりとベンチで自分の仕事をすることはできていたと思います。これからの試合はもっともっとタフな戦いになっていくと思います。試合に出る出ないに関係なく、自分にできることは何かを考えて一緒に戦っていきたいと思います。

■#10 小澤飛悠(日本体育大学1年)
ベスト8進出はとても嬉しいです。自分たちは、これまでの日本の記録を塗り替えることが目標だったので、まずは達成できて良かったです。チームルールの徹底度が高くなっていることで、みんなの成長も感じられています。そのチームルールを徹底することができたことで、ハンガリーのオフェンスを止めれたと思います。次の準々決勝はアメリカとの対戦が決まりましたが、とてもタフな試合になります。でも、これからの戦いを楽しんでがんばりたいです!

■#11 坂本康成(筑波大学1年)
ベスト8に進出できて、本当にうれしいです。対戦相手はとにかくみんな大きくて、とても上手くて、本当にすごいです。そんな世界のトップ選手たちと今後も戦えるのが楽しみです。

■#12 ロロ・ルドルフ(St.Augustine High School / Dream Vision)
短期間でチームを結集させて、結果を求める経験はこれまでもありました。それを知っているだけに、目標を達成したことはうれしくもあり、これまでのことを思えば感傷的にもあります。試合を重ねるごとにみんなのアグレッシブさや、試合に勝ちたいという気持ちが高まってきたと思います。そのマインドや態度は、全員同じ状態になっています。ベスト8進出を決め、これからの戦いはさらにタフなものになることは分かっています。でも、何が起こるかは分かりません。最後まで戦い抜く準備はできていますし、お互いを励まし合いながらチーム一丸となって向かっていきます。

■#13 内藤耀悠(レバンガ北海道U18)
これまでの歴史を塗り替えれたのは素直にうれしいです。以前よりもボックスアウトの意識が高くなっており、全員でリバウンドに絡むことができているのが成長につながっています。今後はさらに強い相手との試合が続きます。次の準々決勝はアメリカが相手なので、気持ちを強く持って攻め気で40分間戦い続けるようにがんばりたいです。

■#14 川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)
ベスト8は最初に掲げていた目標であり、それを達成出来たことはとてもうれしいです! これからさらに、いろんな強い国と対戦することができるので、楽しみです!

■#15 渡辺伶音(福岡大学附属大濠高等学校2年)
率直にこのチームの一員で良かったです! 1試合1試合チームの雰囲気やゲーム内容が良くなって、コートに出ているときはもちろんですが、ベンチにいるときも常にエナジーを出し続けることができました。これからの試合に向けては挑戦者となるので、特にその中でも僕は1番挑戦しないといけないと思っています。アグレッシブに誰よりもコートで楽しみたいです。