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男子日本代表:FIBAワールドカップは本日21時より開幕「君が代が流れる度に感情が昂ぶります」ジョシュ・ホーキンソン選手

2023年8月25日

「PLAY HARD, PLAY SMART, PLAY FUN」でチームを引っ張る富樫勇樹キャプテン

ともに戦う日本国民のためにすべてを懸けて戦うジョシュ・ホーキンソン選手

 「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は本日開幕。男子日本代表は21時10分よりドイツと対戦します。トム・ホーバスヘッドコーチが就任して約2年、今大会へ向けて約2ヶ月半の練習を行い、「準備はできていると思いますが、自分たちにとっては大きな挑戦になります。ハードに賢くプレーし、そして楽しみたいです」と富樫勇樹キャプテン(千葉ジェッツ)は世界との戦いに臨みます。

 FIBAランキング11位のドイツ(※日本は36位)ですが、大会サイトによる直近のパワーランキングではアメリカに次ぐ2位。ホーバスヘッドコーチは、「デニス・シュルーダー選手がドイツのエンジンです。彼にペイントアタックされたら、もう止められません。強化試合でのアメリカも止められなかったです。ドイツはバランスが良いチームであり、すべてを止めるのは無理です。彼がペイントに入る前に対策しなければならず、そこがカギになります」と準備します。同じポジションの富樫選手も、「トランジションやその後のピック&ロールも含めて、シュルーダー選手が中心です。彼に仕事をさせず、得意なプレーをさせないようにしていきたいです」と大きなチャレンジに向かいます。

 シュルーダー選手が起点となり、「コンビネーションが良いのは、インサイドのダニエル・タイス選手(インディアナ・ペイサーズ)です」と挙げたのはジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)です。「シュルーダー選手にペイントアタックされ、ディフェンスが収縮したときにパスを合わせてダンクを狙ってきます。タイス選手はインサイドの強さだけではなく、外からのシュートも得意としており、この2人は特に気をつけなければいけない」と続け、まずディフェンスの役割に徹します。

 約1ヶ月前にケガをし、別メニューで調整していたホーキンソン選手ですが、SoftBank CUP 2023で復帰し、本番に間に合いました。今年2月にはじめて日の丸を背負ってから半年が経ち、「試合前に君が代が流れる度に感情が昂ぶります。日本代表は自分のためだけではなく、応援してくれる全国のみんなのために戦わなければならないという感情がいつも込み上げています」と日本のためにすべてを懸けます。
 
 あらためて、ホーバスヘッドコーチは「大きな目標はFIBAワールドカップでアジアNo.1チームになり、パリ2024オリンピックの切符を獲得すること。 沖縄に入ってからも良い練習ができ、エネルギーもあり、ドイツ戦に向けて集中しています。世界へ挑戦することに興奮しており、その思いはみんな同じ思いです」とチーム一丸で、これまでの努力を信じて歴史的勝利に挑みます。

■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月25日 (金) vs ドイツ (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ 日本テレビ系/NHK沖縄 (沖縄エリアのみ)  (生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)

・8月27日 (日) vs フィンランド (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ テレビ朝日系(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)

・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)