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平成26年度女子U-17日本代表チーム 第3回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会へ向けチェコへ出発

2014年6月23日

女子U-17日本代表チームの目標はメダル獲得

前回大会の経験を生かしてチームを引っ張る加藤 優希キャプテン


 今週末、6月28日(土)より「第3回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」が、チェコ・クラトビ、プルゼニにて開幕します。早朝練習を終えた第2次強化合宿中の女子日本代表メンバーに見送られながら、平成26年度女子U-17日本代表チームは決戦の地へと旅立ちました。

 世界4位という好成績を収めた前回大会(第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会/2011年)。今年はさらなる高みを目指し、メダル獲得を目標に定めました。キャプテン・加藤 優希選手(桜花学園高校 3年)は前回大会を経験しており、同じような雰囲気を今大会でも作れるように「コミュニケーションを取りながら、プレイでも私生活でもチームを引っ張っていきたい」と話しています。また、メダル獲得を目標とする女子U-17日本代表チームですが、加藤選手は「納得の行く順位を狙っていきます。もちろん世界一です」と、力強く抱負を語ってくれました。

 これまでは予選ラウンド2つのグループから6チーム中4チーム、計8チームが決勝トーナメントへ進めましたが、今回からレギュレーションが変更。予選ラウンドは16チームを4つのグループに分けた1回戦総当たりで、まずは順位を決めます。その順位による1位vs4位、2位vs3位の組み合わせで決勝トーナメントがスタート。1勝もできないまま4位になっても、決勝ラウンドで1位チームに勝てば準々決勝へコマを進むことができるわけです。

 組み合わせを見た一色 建志ヘッドコーチは、「初戦のオーストラリア戦が本当に大事になります」と気を引き締めます。グループCの日本はその後、メキシコ、スロバキアとそれぞれ対戦。予選ラウンド1回戦の相手となるグループDには、世界チャンピオンのアメリカ、昨年のアジア予選決勝で敗れている中国、さらにフランス、マリと強豪揃い。スピードとディフェンスを徹底し、日本のスタイルを貫き勝利を目指します。

 大会前に現地チェコにて、U-17チェコ代表とU-17ブラジル代表と練習試合を予定しています。しっかり準備し環境にも慣れ、万全を尽くして大会に臨みます。応援をよろしくお願いいたします。