公益財団法人日本バスケットボール協会

　2011年 3 月11日に発生した東日本大震災から、今日でちょうど10年となりました。弊会では、震災直後より復興支援大会の開催やファンの皆様から寄せられた義援金の寄付などを通じ、被災地の復旧・復興に対し、微力ながら取り組んでまいりました。10年が経ったいま、復旧・復興は着実に進んでいることを見聞きする一方で、いまもなお苦しい思い、不自由な生活をされていらっしゃる方々が多くいらっしゃることも事実です。

　震災は決して過去のものではありません。弊会の理念は、「バスケで日本を元気にする」です。日本全国でコロナ禍による不安な状況が続いている毎日ではありますが、「あの日」を風化させないために、そして皆様にバスケットボールを通じて「元気」をお届けするために、私たちに何ができるのかを考え続け、今後も活動を続けてまいります。
　震災を乗り越え、ともに明日へ一歩ずつ進んでいきましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　公益財団法人日本バスケットボール協会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　三屋 裕子