公益財団法人日本バスケットボール協会

　2017年 7 月に男子日本代表チームアシスタントコーチに就任し、その後、男子アンダーカテゴリー日本代表チームヘッドコーチを兼任しておりました佐古賢一氏について、本日 7 月19日 (月)、上記両職から離任することとなりましたので、お知らせいたします。

　離任の経緯につきましては、下記のとおりです。
　佐古氏は2017年11月から始まった FIBA ワールドカップ2019アジア地区予選 全12試合にアシスタントコーチとして帯同し、21年ぶりのワールドカップ本大会への自力出場達成に多大なる貢献をいただきました。
　また並行して U16～U19 までのアンダーカテゴリー日本代表チームのヘッドコーチとして、アンダーカテゴリー世代の強化育成や選手発掘にもご尽力いただき、4 年ぶりに FIBA U19 ワールドカップ本大会出場を果たすなど、JBA が推奨する「一気通貫プロジェクト」の具現化にも努めていただきました。

　一方で、シニア代表 (A 代表) とアンダーカテゴリー代表との兼任による激務、さらには新型コロナウイルス感染症の影響による様々な制限下での代表活動実施といった厳しい環境のなか、代表合宿と国際大会の日程重複等の問題に関しまして当協会 (JBA) として佐古氏に過度な負担を強いてしまったこともあり、双方にて協議・合意の上で離任 (契約解除) することとなりました。

■ JBA 三屋裕子会長 コメント
「佐古コーチが男子日本代表のアシスタントコーチに着任された2017年 7 月以降、男子日本代表チーム、そしてアンダーカテゴリーの男子日本代表チームは様々な経験をし、大きく成長しています。それも、今日までの佐古コーチの多大なるご尽力、ご指導があってのことと、感謝は尽きません。本日チームを離れることになりましたが、次のステップでの益々のご活躍を願っています。本当にありがとうございました」