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川淵三郎 JBA 前会長が文化勲章を受章

2023年11月3日

JAPAN 2024 TASKFORCEコーチェアマン / JBA会長 (当時) として記者会見に臨む川淵EA (2015年撮影)

 去る10月20日 (金)、2023年度の文化勲章受章者として、当協会 (JBA) の前会長である川淵三郎 現 JBA エクゼクティブアドバイザー (以下、EA と表記) ら 7 名の受章が発表されました。本日、11月3日 (金・祝) には皇居においてその親授式が執り行われ、川淵 EA が出席いたしましたのでご報告いたします。

 川淵 EA は日本サッカー協会 (JFA) 会長、J リーグ初代チェアマンなどの要職を歴任され、現在も JFA の相談役、日本トップリーグ連携機構会長等としてご活躍中で、「スポーツの振興に多大な貢献をした功績は極めて顕著」であるとして選出されました。スポーツ界としては、水泳の故 古橋廣之進氏 (2008年度) 、野球の長嶋茂雄氏 (2021年度) に続く 3 人目の受章となります。

 バスケットボール界においては、2015年より FIBA JAPAN 2024 TASKFORCE のコーチェアマン、その後 JBA 会長として、JBA の改革を中心的に推し進めるとともに、B リーグの創設にご尽力いただき、現在も EA、また B リーグ名誉会員として様々なご助言をいただいております。

 川淵 EA は「このような章をいただいたことは身に余る光栄。J リーグや B リーグを立ち上げたということがあったとしても、それを支えてくれる企業・団体、クラブ、ファン・サポーターらがいなかったら僕がこの栄誉に浴することはなかった。スポーツを支えてくれる人たちを代表して僕がいただいたということ」と感謝し、「この章が創設された当時は『スポーツ文化』が語られることなどなかったが、今は『スポーツを見る、する、支える』ことが国民的規模で広がりつつある。『スポーツ文化の振興』というところで評価されたことが何よりもうれしい」と受章の喜びを語りました。