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ニュース

平成24年度ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン) 第7回キャンプ開催報告

2013年1月9日

 第7回「ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン)」(※以下キャンプ)は、1月4日(金)~6日(日)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて実施。今年度、公益財団法人日本バスケットボール協会の新規事業として、ジュニア世代(小学生~高校1年生まで)の長身者・長身候補者を公募し、体力面、心理面、技術面の向上を図ってきたこのキャンプも残すところあと2回となりました。

 これまでコーディネーションドリルを中心にバスケスキルを指導してきたトーステン・ロイブル コーチが男子U-16日本代表チームのドイツ・チェコ遠征に帯同しているため、今回は倉石 平コーチ(早稲田大学)、藤田 将弘コーチ(日本体育大学)を招き、ディフェンスを中心とした練習を行いました。

 「バスケットは心理ゲーム。守られていることを相手に感じさせること」をディフェンスでは意識しながら、フルコートでの1on1を行いオフェンスとの間合いを確認。ディフェンスの位置は必ずゴールと相手の間に入ることでシュートの確率を下げることが重要。ドリブルしている相手のボールは取れないので、むやみに距離を縮めたり、スティールに行って体のバランスが崩さないようにしながら、相手に抜かれないこと、ゴールを守ることに専念させます。一方で、相手がミスをしたり、背中を見せた時には思い切り間合いを詰めてプレッシャーをかけることも徹底しました。

 2on1、3on2のオフェンスが有利なアウトナンバーでのディフェンスの間合いを意識させながら、合わせてオフェンスは思い切り良く攻めることを意識した練習を行いました。ミスは必ず起きることであり、「自分のミスも、味方のミスも認めろ。その後にどうカバーするか、ミスをミスとさせないためにもボールを追え」と藤田コーチは選手たちに伝え、ディフェンスよりも人数が多い局面では大胆にゴールへ向かうよう指導されました。

 佐々木 三男ジュニアエリートアカデミープロジェクト長は、「個人のスキルや大きい選手に自信を持たせることに集中してきましたが、これまでの成果やガードやフォワードの要素を持っている選手を見極めるためにもゲームが必要です」と話しており、これまで習ってきた基礎技術を試し、競争心を養いながらゲームを行いました。

 第7回キャンプの内容は以下の通りです。

第1日目/1月4日(金)
13:30 フィジカル測定
19:00 プロジェクトアドベンチャー
20:00 スピーチ(※毎日数名の選手が代表し、気付いた点などをみんなの前で発表)

第2日目/1月5日(土)
6:15 シューティング
8:00 キャンプ感想スピーチ発表会
9:10 バスケットボールスキル(藤田 将弘コーチ/日本体育大学)
10:45 フィジカルトレーニング
13:30 バスケットボールスキル(藤田 将弘コーチ/日本体育大学)
16:00 フィジカルトレーニング
19:00 栄養講座
20:00 スピーチ

第3日目/1月6日(日)
6:15 シューティング
8:00 キャンプ感想スピーチ発表会
9:00 バスケットボールスキル(倉石 平コーチ/早稲田大学)
11:10 フィジカルトレーニング
12:00 閉講式

 残り2回のキャンプでは、朝の勉強会の時間を使って、これまでのキャンプを通じて感じたことや将来の夢を選手たちがスピーチする時間にしています。選手の感想を少しご紹介します。

 「最初のキャンプでは体幹トレーニングができていませんでしたが、家に帰ってからも続けたことでできるようになりました。また、走り方を教わり、マルチのタイムが良くなりました。ここで習ったことで、恣意でシュートが入るようになったり、ディフェンスでは抜かれにくくなっています。このキャンプに参加できているのは本当に幸せなことです」。(星 魁選手)

 「トースティンコーチに教わったピボットが一番印象に残っています。小さい練習だが将来役に立つと言われました。中学1年の時から指導者になるのが夢です。このキャンプで素晴らしい先生方の指導方法も学べました」。(軍司 泰人選手)

 「昨年、中国から日本に来たばかりで日本の環境や言葉に慣れていませんでした。でも、22人の仲間が手を差し伸べてくれました。これまでだらけてばかりでしたが、バスケのおかげでたくましくなれたと思います。目標を立てることで頑張れることを知り、練習試合では64点を取ることができました」。(郭 思騰選手)

 いよいよ次回、2月15日(金)~17日(日)に行われる第8回キャンプが最後となります。このキャンプで得られる練習方法を貪欲に吸収すること、そして全てのコーチが仰るように「継続していく」ことが重要です。

第7回ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン) 指導スタッフ紹介 ※敬称略

【バスケットボールスキル担当】
倉石 平(早稲田大学)、藤田 将弘(日本体育大学)

【心理カウンセリング担当】
土屋 裕睦(大阪体育大学)、神谷 知里

【プロジェクトアドベンチャー担当】
長尾 彰(長尾考務店)、中川 綾、飯田 琢郎

【フィジカル担当】
小山 孟志(公益財団法人日本バスケットボール協会)、吉本 完明(青山学院大学)、宮崎 智之(江戸川大学)

【トレーナー担当】
西村 航(公益財団法人日本バスケットボール協会)、山木 俊彦(日本体育大学)、川上 洋次(城所整形外科)

【栄養指導担当】
小林 唯(公益財団法人日本バスケットボール協会)

【映像撮影】
古山 桂(慶應義塾大学総合政策学部 4年)

【指導スタッフ】
杉村 尚大(江戸川区立小岩第一中学校)、奥原 佑典(相模原市立由野台中学校)、細川 義人、古海 五月(公益財団法人日本バスケットボール協会)

【ジュニアエリートアカデミープロジェクトスタッフ】
佐々木 三男(慶應義塾大学)、山本 明(愛知学泉大学)、古海 五月(公益財団法人日本バスケットボール協会)