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第89回天皇杯・第80回皇后杯(オールジャパン2014) 第5日目 男女準々決勝 -男女各ベスト4が決定し、前半戦終了-

2014年1月5日

富士通レッドウェーブ#10町田選手は3本の3Pシュートを含む17得点を挙げてチームハイ

昨年の優勝メンバーの一人、和歌山トライアンズ#1木下選手

 元日から熱戦が続いた「東日本大震災復興支援 第89回天皇杯・第80回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会」(以下オールジャパン)は、1月11日(土)に行われる準決勝進出チームの全てが決まる5日目を迎えました。

 ベスト8進出チームの中で唯一、2回戦から勝ち上がり、他チームより1試合多い3試合目となるトヨタ紡織 サンシャインラビッツ。相手は昨年優勝チームのトヨタ自動車 アンテロープス。WJBL2位と9位の対戦は今シーズンこれまでの戦績通り、トヨタ自動車が81-55で勝利し、準決勝進出を決めました。
 続く富士通 レッドウェーブ vs 新潟アルビレックスBBラビッツ戦。3度目の出場でオールジャパン初勝利を挙げた新潟。第1ピリオド終わって17-14、WJBL6位の新潟が同3位の富士通に迫ります。しかし第2ピリオド、3Pシュートを13本決める猛攻を見せた富士通が46-23とダブルスコアまで引き離した前半。結局82-49で富士通が圧勝し、準決勝は昨年と同じくトヨタ自動車と対戦します(昨年の準決勝の結果:トヨタ自動車 79-75 富士通)。

■女子準々決勝
トヨタ紡織シャイニングラビッツ ● 55-81 ○ トヨタ自動車アンテロープス
富士通 レッドウェーブ ○ 82-49 ● 新潟アルビレックスBBラビッツ

 2年連続ベスト4を狙う三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋は、2年ぶりの日本一を目指すトヨタ自動車アルバルク東京と対戦。東西カンファレンスに分かれたNBLにおいて、両チームの対戦は今シーズン初。序盤はお互い譲らず、30-27と辛うじて三菱電機名古屋がリードし前半終了。しかし後半開始3分、#7正中選手のシュートで逆転したトヨタ東京。三菱電機名古屋は同点にするも追い越せず、ミスが続いたことでトヨタ東京が引き離し67-56で勝利。
 準々決勝ラストゲームは和歌山トライアンズ vs レバンガ北海道のプロチーム同士の対戦。初出場ながら、昨年パナソニックトライアンズの一員として優勝の歓喜を知る選手が7人いる和歌山。対する北海道も初のベスト4を狙います。しかしゲームは和歌山が先行する形で進み、途中北海道も3点差まで迫りましたが振り切られ、80-68で和歌山が勝利。これで全ての準決勝進出チームが出揃いました。

■男子準々決勝
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 ● 56-67 ○ トヨタ自動車アルバルク東京
和歌山トライアンズ ● 80-68 ○ レバンガ北海道

 オールジャパンは一休み置いて1月11日(土)より再開し、男女準決勝を開催。勝ち上がったチームはじっくり対戦相手を分析しながら連戦の疲れを癒し、リフレッシュした状態で戻ってきます。準決勝のカードは以下の通りです。

【1月11日(土) 男女準決勝】
■女子準決勝
13:00~ 富士通 レッドウェーブ vs トヨタ自動車アンテロープス
15:00~ JX-ENEOSサンフラワーズ vs 三菱電機 コアラーズ(※NHK BS1にて生中継)
■男子準決勝
17:00~ アイシンシーホース三河 vs トヨタ自動車アルバルク東京(※NHK BS1にて生中継)
19:00~ 和歌山トライアンズ vs 東芝ブレイブサンダース神奈川

 チケットはチケットバスケット等で発売中。日本一まであと2勝となったオールジャパンクライマックス。ぜひ会場でその興奮を体感してください。